餓狼伝説3 遥かなる闘い(アーケードゲーム◆SNK)

【稼働開始日】 1995年3月27日
【発売元】 SNK
【開発元】 SNK
【ジャンル】 格闘ゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

過去3本続けて大ヒットした『餓狼伝説』シリーズの通算4作目にあたる作品。

時系列そっちのけのお祭りゲーだった前作『餓狼伝説スペシャル』と違い、本作は時系列的には『餓狼伝説2 新たなる闘い』からの流れを汲む正統な続編とされている。

本作は多くの新システムを搭載した意欲作である。

新ラインシステム「オーバースウェー」と「クイックスウェー」は、本作の最も特徴的なシステム。

本作のラインシステムは前作までの2つから一つ増え、中央・奥・手前の3つが存在する。

しかし、普段通りの動きが出来るのは中央のみで、手前・奥のラインは「オーバースウェー」というシステムで利用する補助的なもの。

A+Bを同時に押すと手前側に、B+Cを同時に押すと奥側に移動する。

移動している間は中央にいる相手の攻撃は当たらない。

ラインに移動している間は前後に移動できる他、中央ラインに復帰しながら攻撃を出すこともできるが、ガードやジャンプなどは不可能。

前作では別ラインは遠くにあり、跳躍するように移動し時間がかかっていたため今ひとつ使いにくかった(ガン逃げも可能だった)が、本作のライン移動はスウェーという名前の通り動作がコンパクトなため、回避→反撃の流れが行いやすい。

相手が手前や奥のラインに移動している間、自分はライン移動できず、ライン移動操作をすると代わりに「対ライン攻撃」としてそのラインに向けて攻撃を出すことができる。(手前ラインにいる相手に攻撃するにはA+B同時押しを行う)

回避に使うだけでなく、一部の攻撃には相手をライン側に吹き飛ばす効果もあり対ライン攻撃で追撃も可能など攻撃的にも使えるシステムでもある。

本作限りの「クイックスウェー」というシステムもある。

レバーを前斜め下に一瞬だけ入れることで、一瞬だけ上半身を(手前側の)ラインに移動させながら避けるというもの。

クイックスウェー中にボタンを押すとクイックスウェー専用攻撃を出せ、相手を(奥側の)ラインに吹き飛ばす効果がある(ものもある)。

前ダッシュと小ジャンプ(と大ジャンプ)

特定のボタンを順番に入力することで連続攻撃ができる「コンビネーションアーツ」

超必殺技をも上回る強力な技「潜在能力」

本作の潜在能力は超必殺技の上位版と位置付けられており、基本的に超必殺技と同じ技の強化版となっている。

ただし発動条件は非常に厳しい。

必殺技のコマンドで、別に割り振られたボタンを押すと、その必殺技の出掛かりだけが出る。

これで(隙を見せて)相手を誘い込み、迎撃すると言う戦法も有効。

キャラクターは使用可能キャラクター10人+ボスキャラクター3人。

主人公3人(テリー・ボガード、アンディ・ボガード、ジョー・ヒガシ)と『2』の人気キャラクターである不知火舞、『SP』で特に人気を博した悪役のギース・ハワードを残して一新されている。

『1』に登場した(『SP』には登場しなかった)カポエラ使いリチャードの弟子であるボブ・ウィルソン、重量級かつ技巧派のキックボクサーのフランコ・バッシュ、コマンドサンボ使いの女性キャラクターのブルー・マリー、九州弁が特徴のヌンチャク使いの香港の刑事ホンフゥ、編笠を深く被った僧侶のような見た目で呪文のような攻撃を繰り出す望月双角、の5人の新キャラクターが登場。

本作のストーリーはいわゆる格闘大会ではなく、10人それぞれが目的を胸にサウスタウンに乗り込むという『龍虎の拳』に似たストーリー展開が行われる。

ボスキャラクターは日本出身のヤクザの山崎竜二と、本作のストーリーの中心となる「秦の秘伝書」を所有する幼い二人の秦兄弟(秦崇秀と秦崇雷)。

多彩な新システムを持つ本作ではあるが、まだ作りが粗かった。

過去作から大半のキャラクターが入れ替わり、新キャラクターが増えた反面、リストラされたキャラクターも多かった。

決して新キャラクターの魅力が薄かった訳ではないが、過去作に比べると人気が伸び悩んだ感は否めないところ。

前作から引き続いて登場している5人のキャラクターの内、実に3人までが声優変更されている(例:アンディとジョーがアニメ版の難波圭一氏と檜山修之氏にそれぞれ変更。また、ギースはコング桑田氏に変更)。

なお、ビリー・カーンはプレイヤーキャラクターではないが、難波氏の声で開始デモを喋っている。

また、新キャラクターのブルー・マリーには生駒治美氏が採用されており、「SNK格ゲー=生駒治美」の印象を植え付けた(『龍虎の拳』シリーズのキング(『初代』はユリも。当時の『KOF』音声は再使用)、『サムライスピリッツ』シリーズ(ナコルル、シャルロット、他)。

グラフィック、背景、BGMの評価は非常に高い。

特にライン飛ばしKOの演出やストーリーが凝っているなど、ゲーム部分以外の作りはしっかりしていた。

新システムの調整が甘く、対戦バランスは悪い。

とはいえ、前作『SP』では自発的ライン移動や弱P連打コンボなどを自重しなければまともな対戦が成り立たなかった事を考えれば、マシにはなっている。

前ダッシュと小ジャンプの採用やライン移動の高速化により攻めるゲームを目指した事は、後のシリーズや『KOF』シリーズの成功に繋がっており、本作の評価点ともいえる。

キャラクター面でも不満は多かったが、マリーと山崎という人気キャラクター2人も輩出している。

失敗も多いが、色々な意味で後のシリーズの礎になった一作と言えるだろう。

●キャラクター

・テリー・ボガード (声:橋本さとし)

・アンディ・ボガード (声:難波圭一)

・ジョー・ヒガシ (声:檜山修之)

・不知火舞 (声:曽木亜古弥)

・ギース・ハワード (声:コング桑田)

・ボブ・ウィルソン (声:森川智之)

・ブルー・マリー (声:生駒治美)

・フランコ・バッシュ (声:B.J.Love)

・ホンフゥ (声:森川智之)

・望月双角 (声:石井康嗣)

・山崎竜二声:石井康嗣)

・秦崇秀 (声:山口勝平)

・秦崇雷 (声:山口勝平)

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