ショックトルーパーズ(アーケードゲーム◆SNK)

【稼働開始日】 1997年11月11日
【発売元】 SNK
【開発元】 ザウルス
【ジャンル】 アクションシューティングゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

1997年にてザウルスからリリースされたMVS(業務用ネオジオ)作品。

ジャンル的にはトップビュー視線の縦スクロールアクションシューティングに該当する。

『戦場の狼』を彷彿とさせる懐かしいアクションシューティングである一方で、(当時的には)今風のシステムも取り入れている。

前年に同じMVSでリリースされた『メタルスラッグ』と本作は、戦場が舞台のアクションシューティングといった共通点があり、両者は比較されやすい傾向にある。

二人同時プレイ可能。

全6~7ステージ構成。

まずはバルカンチーム8人から使用したいキャラを選ぶのだが、その前に「ロンリーウルフ」か「チームバトル」かの選択ができる。

ロンリーウルフでは使用キャラを1人選ぶ。

全ての局面をそのキャラで乗り切ることになる。

チームバトルでは使用キャラは3人を選ぶ。

この時1つのチームは必ず3人別々のキャラを選んで組まなければならない。

状況に応じキャラを交代させながらのプレイになる。

二人同時プレイでは双方の使用キャラが同一キャラでも構わない。

そのため、各キャラには2Pカラーが存在する。

各使用キャラには「メインショットの攻撃力・移動スピード・耐久力・特殊武器(ボム)の効果、及びストック数」の性能化が図られている。

さらには各キャラにはステージの相性が設定されており、ステージ開始時のライフ増加量と移動スピードが影響を受ける。

相性が良ければボーナスがつき、悪いと逆にペナルティを受ける。

キャラとステージの相性はステージ開始前のマップ画面で勲章の数で示されている。

キャラクターセレクトの直後にルートセレクト画面になり「山岳」「ジャングル」「渓流」の3ルートからいずれかを選択する。

どのルートにも緑のポイントが5つ示されていて、この時点で選んだルートのポイント1~3がステージ1~3に決定される。

既に対戦格闘ゲームの新作が大半を占めていた当時のネオジオにおいて、本作は格ゲーとは無縁の新作リリースであった。

「八方向に移動し、様々な角度から襲ってくる敵共を破壊する」というトップビュー視線のアクションシューティングは、ネオジオ全般からして見ても極めて稀な存在である。

敵の登場率が多めで「撃ちまくる楽しみ」が思う存分堪能でき、敵を追い討ちで撃ち込む様が残酷ながらもストレス解消に最適である。

今風のシステムも積極的に取り入れている。

プレイヤーキャラセレクトにおけるチームバトルは、おそらく『THE KING OF FIGHTERSシリーズ』のそれを意識しているものと思われる。

「追い討ちボーナス」や「接近攻撃ボーナス」といったスコアラー心を掻き立てる要素もあり、ゲームを単調に感じさせにくくさせる工夫も見られる。

「性能差のある8人のキャラが選択できる」「3ルートのステージ構造が別々のものが用意されている」といった、複数回のプレイでも新鮮な気持ちでプレイできる点も評価に値するだろう。

首領の存在感が強すぎる。

本作における登場キャラで一番目立っているのはバルカンチーム8人でもセシリア達でもなく、ブラッディスコーピオン首領その人である。

「ごつすぎる体格と目立つコスチューム」「濃すぎる髭の量といかつい顔つき」「一目で分かる凶悪な悪人オーラ」と、作中内で恐ろしい威圧感を魅せる。

もう「ファンタジーRPGのラスボスに出演しても違和感まるでなし」といわんばかりの風貌であり、ただの一悪人で済ましているのが勿体無い気も…。

低めの難易度で遊びやすい。

比較的アドリブ攻略が効くタイプのゲームバランスで、ちょっとやり込めば1コインクリアもさほど難しくない難易度である。

敵の攻撃に関しても「見極めればそこまで凶悪なものではない」ものがほとんどで、特にゲームバランスがおかしい点は見受けられない。

この手のジャンルに慣れているプレイヤーならば即座に入り込めるだろうし、そうでないプレイヤーも操作をマスターするのにあまり時間は要さないだろう。

Bボタンによる前転動作は、一部の例外(地雷を踏む、敵車両に轢かれるなど)を除いて動作中完全無敵。

少々隙があるが、それ以外にデメリットが無い破格の性能で遊びやすい。

しかし、本作は基本的には前転動作の高い性能を前提にされているため決してぬるい難易度ではない。

あくまで「回避性能を持つが隙もある前転を駆使し、使用キャラの向きを的確に変えていかないと袋小路に追い込まれやすい」といったシビアな面もある。

グラフィック・BGM周りの評価は高い。

グラフィックの書き込みは非常に凝っていて見所がある。

メタスラ並みの職人的神ドットという程ではないが、同期の他のネオジオ作品と比べてもグラフィックの描き方は繊細な部類に属する。

地味に演出が細かい。

各使用キャラの動きには専属のモーションが用意されている。

この辺はメタスラ以上の細かさといえる。

ネオジオ作品は何故かグロテスクな描写のゲームが多いが、本作もそれが当てはまっている。

人型敵を攻撃すると豪快に出血しながら死ぬ描写がわんさかある。

死に方も多彩で「血まみれ状態で死ぬ」「手がもげる」「体内爆発する」とグロさのバリエーションに富んでいる。

某コマンドーばりに熱いロックやジャングル、ドラムンベースを取り入れたBGMの評価も高く、ゲーム内の雰囲気を盛り上げてくれる。

音楽は『ビューポイント』のサウンドにも参加している加瀬正紀氏とSNKの「新世界楽曲雑技団」のメンバーでもある幡谷政彦氏が担当。

ちなみに両名とも続編である『ショックトルーパーズ セカンドスカッド』のサウンドを引き続き担当している。

ゲームとしては無難に遊べ、ジャンル的にも様々なツボを抑えた出来といえる半面、使い回し素材の多さによるマンネリ感も早く覚えてしまうのは残念なところではある。

●ストーリー

199X年×月×日未明。
バージニア州、リッチモンド郊外にて。
数週間前から失踪中となっている脳医学の権威、ジョージ・ダイアモンドの孫娘であるセシリア・ダイアモンドが何物かによって誘拐された。
事件の捜査を担当するFBIは、セシリア誘拐の犯人が悪の組織「ブラッディスコーピオン」の仕業である事を突き止める。
ブラッディスコーピオンはセシリアを人質に、幽閉したジョージに生物兵器の開発を強要していた。
事態を重く見た米国政府は、8名の傭兵「バルカンチーム」を集め、ブラッディスコーピオン壊滅、及びセシリアとジョージの救出を目的とした「デルタストーム作戦」を立案した。

●キャラクター

・ジャッカル
アメリカ人男性。
バルカンチームのリーダー格で、どんな任務であっても命をかけるタフガイ。
セシリアとは恋人関係にある。
どちらかと言えばスピードタイプのキャラ。
苦手地形が少なく、特殊兵器の保有数・性能はかなりの高水準。

・ロキ
中国人男性。
銃器使用はもちろんの事、格闘戦に関しては右に出るものがいないといわれる程の実力の持ち主。

・ミルキー
アメリカ人女性。
バルカンチームの中では唯一の志願兵。
チーム中で最も若い年齢だが、凶悪テロリストを壊滅した大きな実績を持つ。
スピードタイプだが、苦手地形が多く性能を活かしきれる局面が少ないのが悩みの種。
体力も低く特殊兵器の使い勝手も決して良くないため、かなり難易度の高いキャラ。

・サザンクロス
南アメリカ人男性。
怒りっぽい性格を直す(?)為に軍人となった経歴を持つ。

・マリー・ビー
ドイツ人女性。
CIA在籍の諜報部員で、潜入などの作戦も得意としている。
スピードタイプで苦手地形も少なめ。
防御力が若干低いことを除けばジャッカルと並んで使いやすいスタンダードさを持つ。

・マル
イギリス人男性。
肥満体の食いしん坊だが、天才的頭脳を持つハッカーだった過去があり、その実力を買われCIAにスカウトされた。
パワータイプの中ではスピードが割合高く、山岳を得意地形としているのが美味しい。
特殊兵器も強く、総合的な使いやすさでは一・二を争う。
強キャラ。

・リオ
国籍不明男性。
過去の記憶がなく、いつの間にか軍人となっていた謎多き人物。

・ビッグ・ママ
中央アフリカ人女性。
女性でありながら最強の怪力の持ち主。
普段は麻薬取締官を勤める。
ステージクリア時にマッスルを誇示するポージングを決めていたり、豪快に笑い飛ばしていたりといろんな意味で「逞しい」女傑。
雑誌「ゲーメスト」の読者投稿コーナーでは典型的な脳筋として描かれることが多かったが、実際には家庭を持ちちゃんと家事仕事もこなす、優しく強い肝っ玉母ちゃんである。

・セシリア・ダイアモンド
アメリカ人女性。
ジョージの孫娘であり、ジャッカルの恋人でもある。
ブラッディスコーピオンに人質として捕らわれている。

・ジョージ・ダイアモンド
アメリカ人男性。
脳医学の権威。セシリアを人質に研究所へ幽閉されている。

・ブラッディスコーピオン首領
国籍不明男性。
本作最大の黒幕。
“魔王”と言葉がぴったりといっていい程のごつい体格をしており、その戦闘力もかなり高い。

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