サバッシュ(PC9801)

【発売日】 1988年
【発売元】 ポプコムソフト
【開発元】 グローディア
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

落語家の三代目・三遊亭圓丈氏がシナリオを手がけたRPG。

氏はゲームフリークとしても知られ、当時は小学館のパソコンゲーム雑誌『ポプコム』に「円丈のドラゴンスレイヤー」と言う連載も持っていた。

そのため、話題作りのために有名人が名義だけを貸したのとは訳が違い、制作に本格的に関わっている。

開発は後に『エメラルドドラゴン』を生み出したグローディア。

そして出来上がったゲームは…微妙に同人っぽい…。

正統派寄りのRPG。

ただし戦闘システムは独特。

フィールドで町や砦、洞窟を巡り、情報を集め、宝を集め話を進めていく。

まさに正統派。

ただ情報は断片的なものが多い。

頭を働かせないといけない場面が結構ある。

戦闘システムはターン制のタクティクスタイプだが、操作そのものはなんと全自動。

主人公すら自由に動かせない。

プレイヤーができるのは、逃げる、目標を定める、薬を使うの三つだけ。

パラメーターは最小限だが、変わっているのがCTMというもの。

これは主人公との親密度で、これが低いと指示に従わなかったり全力で戦おうとしない。

正統派らしく取っ付きやすいシステム。

戦闘が自動なため、覚える事はわずか。

当時にしてはキャラ性が出ている。

キャンプやホテルでのイベントや、フィールドCTMが下がるイベント、モブキャラとのかかわりなどショートイベントが結構ある。

キャラクター性というには少々弱いが、それまでのRPGの形式的なキャラよりは色濃いものがある。

また、モンスター側も多彩でやる気のない連中、敵である主人公を見逃す者などもおり、こちらも一辺通りではない。

いろんな意味で荒削りなゲーム。

十分なボリュームやAI戦闘などの要素が、粗い作りのせいで魅力を減らしてしまっている。

三遊亭圓丈氏のシナリオも、まだまだストーリー性やキャラクター性が強くなる途上の頃のRPGらしく、煮詰めきれていない。

世界観の構築も不十分(圓丈氏の中では煮詰まっていたのかもしれないが、ケンカ別れで投げ出してしまっては期待出来ない)。

言ってしまうと、全体的に成長期の同人ゲームくさい雰囲気が漂っている。

これを本作の独特の空気と見るか、未成熟と見るかは微妙な所。

一方で、ゲームとしては破綻しているという訳ではない。

また、PCのRPGはARPGやWizardryタイプのものが中心に発展したため、正統派スタイルはそれほどでもなかった。

その意味では本作はPCで遊べる正統派RPGの一つであった。

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