エアガイツ(アーケードゲーム◆ナムコ)

【稼働開始日】 1998年2月26日
【発売元】 ナムコ
【開発元】 ドリームファクトリー
【ジャンル】 格闘ゲーム

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&nbsp;&nbsp;&nbsp; エアガイツ の詳細 メーカー: スクウェア・エニックス 機種名: プレイステーション ジャンル: アクション 品番: SLPS01750 カナ: エアガイツ 発売日: 1998/12/17 関連商品リンク : プレイステーション スクウェア・エニックス
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概要 (説明は『Wikipedia』より)

『鉄拳』と『バーチャファイター』の主要スタッフにより設立されたドリームファクトリー開発の『トバルNo.1』および『トバル2』の流れを汲む3D格闘ゲーム。

まだドリームファクトリーが優良な3D格闘ゲーム製作集団だった頃に作られたゲームである。

本作の制作にはナムコとスクウェア両社が関わり、開発には『トバル』シリーズ二作と同様、『鉄拳』と『バーチャファイター』の開発者が多く参加している。

当時すでに評価を確立していたこれら二大シリーズとの差別化が図られた意欲作である。

なお、『鉄拳』シリーズからは技モーションも流用されているなど、特に関連が深い。

ナムコ発売のアーケード版はあまり人気が出ず知名度が低かったため、スクウェア発売のプレイステーション移植版の方が有名か。

本作の知名度を(悪い意味でも)高くしているのは当時人気絶頂だった『ファイナルファンタジーVII』のキャラをプレイアブルキャラとして使えることであろう。

『トバルNo.1』が「『FFVII』の体験版のオマケ」と言われていたあたり、何かの因果を感じる。

同社の『トバルNo.1』および『トバル2』がベースとなっているのだが、そんなことを感じさせないような斬新なシステムを多数搭載している。

三次元的自由移動が可能。

格ゲーでは同一のX軸上で対峙するシステムが主流で、手前や奥への移動を採用してはいても、一時的な回避用などに留まるものが多い。

しかし本作では戦闘フィールドを縦横に駆け回ることが可能。

画面は斜め上からの俯瞰になっており、キャラは左右だけでなく前後や斜めの位置関係で対峙することもある。

フリーランやジャンプに加えて、前転や『鉄拳』から流用した風神ステップなどの特殊移動もある。

ジャンプしなければ上れない足場があるなど、フィールドも対戦アクションゲームのような構成になっている。

オプション設定によってはステージに箱が設置される。

これは滑らせることができ、敵にぶつければダメージを与えられる。

また、ぶつけた後は中から攻撃アイテムが出現することもある。

ますます対戦アクションっぽい。

回数制限のある必殺技が存在する。

『トバル2』の奥義を進化させたもの。

必殺技ボタンを押すと体力下のゲージを消費してガード不能の必殺技が使える。

必殺技ゲージはラウンド中は基本的に回復せず、尽きた場合は別の専用技が出る。

ボタン押しっぱなしにより必殺技を溜めて撃つ(溜めた分だけ必殺技ゲージが消費される)ことも可能で、その分効果も大きなものになる。

必殺技は各キャラ個性的だが、主人公格である三島拳のサイコアームガンをはじめとした遠距離攻撃、特に「相手をホーミングする飛び道具」が多めであり、フリーランによりステージを逃げ回れるシステムに対する抑止力となっている。

豊富な防御手段により確定コンボはほぼ存在しないと言ってよく、常に「読み合い」を要求されるゲーム性となっている。

相手の攻撃を食らう直前~食らった瞬間に必殺技ボタンを押すと、必殺技ゲージを少量消費してインタラプトという反撃技が発動。

食らった瞬間でも間に合うのがミソで、例えのけぞり中でもインタラプトが発動できる。

インタラプト後はほぼ五分の硬直差となるため、そこからの展開も熱い。

ちなみにダウン中でも発動可能。

浮かされても空中で受身を取ることができる。

このため空中コンボも、技単体で連続ヒットするもの以外、ほとんど成立しない。

必殺技はガード不能な飛び道具が多く、慣れないうちは猛威を奮うが、これはダッシュ中にガードボタンを押すと発動する前転で避けることができる。

一部キャラが持つ刀剣攻撃(ガード不能)には、タイミングよくガードボタンを押すと発動する白刃取りで反撃可能。

本作のガード不能攻撃は他の格闘ゲームと比べて出が早いものが多く強力なのだが、必殺技ゲージ消費なしの白刃取りで反撃されるため、リスクがきちんと存在している。

投げ抜けもしっかり搭載。

相手の反応が速ければ、不意を突いても抜けられる可能性がある。

ちなみに投げを仕掛ける場合は「つかみやタックルを成功させる→つかみ打撃か投げを選択」というこれまた独特なシステムになっている。

つかみ打撃は当然のようにガード・インタラプトが可能。

PS時代ではあるが、スクウェア宜しくグラフィックは悪くない。

ティファの巨乳もちゃんと再現している。

因みにティファはミニスカートであり、何故か隠しコスチュームのみだがパンツまでちゃんと作り込まれている(つまり観える)。

ブランニュークエストにおいて、アイテムを「捨てる」コマンドを行うと、アイテムが削除、消滅するのではなく、その場にポトリと落ちるようになっている。

しかも、そのアイテム固有のグラフィックで表示されるなど、登場して日の浅い3Dゲームとしては、かなり芸が細かく。

黄金期スクウェアの技術力の高さを垣間見ることができる。

このため、持ちきれないアイテムが無駄になることがなく。

道しるべしたり、実際の探検よろしく食料を貯めておくベースキャンプを作ったりなど、オマケ的モードでありながら、戦略性の高いハクスラが楽しめる。

「画面を駆け回る格ゲー」というビジュアルによって「新しい」という評価は受けたものの、複雑な操作や各種防御行動がキモであるシステムが敷居を上げ、広範な人気を獲得するには至らなかった実験的作品。

リリース当時、既に同ジャンルで『バーチャファイター』および『鉄拳』という2大シリーズが確立しており、本作はそれらとの差別化を図った意欲作ではあったものの、3D格ゲーに新風を吹き込むほどの支持は得られなかった。

本作以降も、3D格ゲーはシステムの根幹部分をそのままに、瞬時の駆け引きとコンボの爽快さ、派手な演出を突き詰める方向へ伸びてゆく。

格ゲー部分の完成度は高く、また非常に奥深いため、慣れれば他の格ゲーでは味わえない面白みがあるのも事実ではあるが、結局本作は仕様の理解に至らなかったプレイヤーから「複雑すぎる」「ハメゲー」と投げられ、「FFのキャラで客取りか」と叩かれ、さらには「ブランニュークエストが本編」などという評価まで下されることになってしまった。

当時のVジャンプの特集記事『FF闘技場(コロシアム)』にて「バレットは出すな」「何で同じ銃使い(三島拳)がいて俺が出ないんだ」と大いにネタにされた。

もっとも、FF7のメインキャラクターで出られなかったのは別にバレットだけでなく、エアリス、ケット・シー、シドも同様である。

●キャラクター

・三島拳(声:中田譲治)
まんま風神拳な「ウィンドゴッドハンド」、雷神拳そのものの「ライトニングゴッドハンド」など、同じ名字の『鉄拳』シリーズの三島一族の技を使う傭兵。
声優も『鉄拳2』の三島一八と同じく中田譲治、設定上も「世界有数の財力と権力を誇る財閥」に携わっているなど、モロに関連をアピールしている。

・鬼子母神陽子(声:川澄綾子)
女子高生インターポール。
必殺技と名前の通り、モデルは往年のバトルヒロイン物『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』。
戦闘スタイルは古武術(『鉄拳2』の風間準っぽい動き)。

・佐助(声:石野竜三)
名前の通りの忍者。
忍者らしい軽い身のこなしの体術の他、背中の刀も抜くことができる。
刀による攻撃はガード不能。
『鉄拳』の吉光から一部の技をコピーしている。
必殺技は手裏剣、まきびし、煙玉など忍者の飛び道具のテンプレ。

・狼少女ジョー(声:くまいもとこ)
野生の狼に育てられたことで常人の3倍以上の身体能力を手に入れた少女。
『鉄拳3』のエディの技をいくつかコピーしており、カポエラ風の足技中心のトリッキーなスタイルで闘う。
必殺技では狼に変身する。

・ナジーム(声:中井和哉)
名前の通り、独特のファイトスタイルで一世を風靡した実在のボクサー「ナジーム・ハメド」の動きをモデルにしたキックボクサー。
通称もハメドと同じ “プリンス” ナジーム。
ノーガード戦法の再現度に製作者のこだわりが見えるキャラ。

・李書文(声:梅津秀行)
実在した同名の中国の武道家がモデルで、史実と同じく李氏八極拳の創始者。
本作では伝説の薬の力により蘇生したが、肉体が徐々に若返っていく呪いが掛かっている設定。

・ダッシャー猪場(声:立木文彦)
昭和プロレスの大御所2人を彷彿とさせる名字が示す通りの、ストロングスタイルなプロレスラー。
全体的な雰囲気はアゴで有名な方の人に似ている。

・韓大韓(声:関智一)
韓国のテコンドー使い。
『鉄拳3』のファランからコピーした技を多く持ち、見た目も似ている。
謎の現象によって片足が亜空間に消滅してしまい、義足をつけている。

・クラウド・ストライフ(声:堀内賢雄)
説明不要の『FFVII』の主人公。
必殺技は背中のバスターソードを構える。
バスターソードによる斬撃はガード不能。
大剣を構えている間に出せる技には原作のリミット技の名前が付けられている。

・ティファ・ロックハート(声:浅田葉子)
同じく説明不要の『FFVII』のヒロイン(の一人)。
必殺技は原作では最強のリミット技である「ファイナルヘヴン」だが、本作ではオーソドックスなホーミング型飛び道具である。
飛び道具の性能自体は特に変わった点はないが、「溜めている間にも攻撃判定が発生している」「溜めれば溜めるほど飛び道具のダメージが上がる」など隠された性質が多く、これらの仕様に関連したバグが一時期界隈外を巻き込んだ騒動となった。

・ジャンゴ
本作のラスボス。
獅子のようなタテガミを持つ魔獣で、通称犬。
繰り出す攻撃はインタラプト不能だが、自身はガードできないという特性を持つ。
また、四足獣であるため姿勢が低く、ニュートラルな状態では上段技を喰らわない。
他キャラとは立ち回りが完全に異なる。

・大ジャンゴ
裏ボスとも言える、特殊なキャラ。
ジャンゴ撃破後、スタッフロールが流れる中での戦闘となる。
動作はジャンゴと同じだが、体格が巨大化し、顔はなぜかドクロに変わっている。
通常攻撃は効かず、箱の中にある剣を2本投げつけることでのみ倒すことが出来る。

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