【発売日】 1987年1月26日
【発売元】 エニックス
【価格】 5,500円
【メディア】 1メガビットロムカセット
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
【シナリオ・ライター】 堀井雄二
【モンスター・デザイナー】 鳥山明
【ミュージック・コンポーザー】 すぎやまこういち
【シナリオ・アシスタント】 宮岡寛
【チーフ・プログラマー】 中村光一
【プログラマー】 行徳豊、成田東吾、河野清隆、岡野まさあき、吉田幸司
【サウンド・プログラマー】 山森丈範
【CGデザイナー】 安野隆志
【アシスタント】 鈴木理香、吉田英博
【ディレクター】 中村光一
【プロデューサー】 千田幸信
【パブリッシャー】 福嶋康博
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1987年1月26日に株式会社エニックス(現:株式会社スクウェア・エニックス)より発売されたファミリーコンピュータ用ロールプレイングゲーム。
ドラゴンクエストシリーズの第2作。
徐々に高まった前作の人気を受け、発売直後から方々で品切れ、最終的に大ヒットとなり後に「ドラゴンクエスト現象」といわれる基礎を作った。
キャッチコピーは「勇者の伝説が再びよみがえる」。
タイトルロゴの「II」のデザインは、盾を模したものとなっている。
本作の時代設定は前作『ドラゴンクエスト』(1986年)から100年後である。
本作の主人公たち3人は勇者ロトの血を引く前作の主人公の子孫たちであり、主人公・ローレシアの王子は、まず仲間のサマルトリアの王子とムーンブルクの王女を見つけ、そして3人で力をあわせて悪の大神官ハーゴンに立ち向かう。
前作と本作、後に発売された『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(1988年)の3作はストーリーの関連があることから、後に登場する英雄「ロト」の名を取って「勇者ロトの伝説シリーズ」、「ロト三部作」などと呼ばれるようになった。
ROM容量は前作の倍の1メガビット(約128キロバイト)となり、既存システムの整理やパーティー制などの新システムが追加され、本作で取り入れられたシステムの大部分は後の作品にも受け継がれている。
フィールドマップの広さは、前作(100×100)の6倍以上(256×256)となっており、冒険できる範囲が広がり、徒歩だけでなく、船に乗ったり、「旅の扉」で遠隔地へ瞬時に移動したりすることも可能となった。
ビジュアル面では海岸線や壁などに代表されるグラフィックが強化されたほか、使用している楽曲数も増加されている。
前作は主人公1人だけで冒険をするシステムであったが、本作では主人公たちが複数人のキャラクターでまとまって行動するパーティーシステムを採用し、最終的には3人パーティーとなる。
3人は能力の成長の仕方、覚える呪文、装備できる武器などが異なる。
ただし、前作を経験していないプレイヤーへの配慮として、いきなり2人以上のパーティーで始まるのではなく、ゲームスタート時は1人だけでゲームを進めていくようになっている。
前作同様、本作にはセーブ用のメモリが搭載されていないため、ゲームの中断と再開には「ふっかつのじゅもん」(復活の呪文)とよばれるパスワードを利用する。
本作では最大52文字と前作の20文字より長いが、パーティーの人数や所持品の数などによってパスワードの長さが異なる可変長方式となっている。
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