【発売日】 1988年12月17日
【発売元】 スクウェア
【価格】 6,500円
【メディア】 2.64メガビットロムカセット
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
【ディレクター・原案】 坂口博信
【シナリオ】 河津秋敏、寺田憲史
【キャラクターデザイン・タイトルロゴデザイン】 天野喜孝
【ゲームデザイン】 田中弘道、河津秋敏、石井浩一
【プログラマー】 樋口勝久、ナーシャ・ジベリ
【グラフィック】 渋谷員子
【サウンド】 植松伸夫
【プロデューサー】 宮本雅史
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1988年12月17日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフト。
販売本数約76万本。
ファイナルファンタジーシリーズの第2作目で、ジャンルはRPGである。
本作は、当時のRPGとしては異例と言えるほどに複雑な人間関係や命の尊さなどを描く色濃い人間ドラマが盛り込まれており、その後のシリーズにおけるストーリー性重視スタイルの先駆けになった作品と言える。
本作では敵サイドが帝国軍で、主人公およびその仲間たちがその帝国軍に抵抗する反乱軍の協力者という位置付けになっており、『スター・ウォーズ』旧3部作の影響がシナリオに反映されている。
シナリオは、脚本家の寺田憲史が手掛けた。
また、本作の小説版『ファイナルファンタジーII 夢魔の迷宮』も寺田によるものである。登場キャラクターやモンスターのデザイン、イメージ画などは幻想画家でデザイナーの天野喜孝が担当した。
本作は、「『FFI』とはとにかく違うものにしよう」という構想のもとに作成された。
そのため、本作には経験値およびレベルの概念が存在せず、戦闘中に負ったダメージの量や武器や魔法を使用した回数などによってキャラクター個々のステータスや「熟練度」などが上昇するという独特の成長システムが導入されている。
また、ゲームスタート時には、主要キャラクター4人の名前を全て入力し終えた直後にいきなり桁違いに強い敵との戦闘が始まるという独特の演出が用いられている(リメイク版では名前入力直後にプロローグが流れ、その後に戦闘へと繋がる)。
シリーズでお馴染みのチョコボとシドは、本作で初登場した。
また、シリーズで繰り返し登場するクリスタルも登場するが、本作ではあるダンジョンへ入る際に必要となるアイテムの素材であったり、別の物では主人公たちのステータスを増大させる程度のものであったりと非常に存在感が薄い。
つまり、「世界観に関わる存在としてのクリスタル」というイメージが固定化されたのは『FFIII』以降であると言える。
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