ウィザードリィII リルガミンの遺産(ファミリーコンピュータ)

【発売日】 1989年2月21日

【発売元】 アスキー

【価格】 6,500円

【メディア】 2.64メガビットロムカセット

【ジャンル】 ロールプレイングゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

シナリオ3『Legacy of Llylgamyn』の、FCへの移植。

初代と同様にゲームスタジオ担当。

FC版及び、それをベースにしたリメイクであるSFC版・GBC版ではシナリオ『#2』と『#3』の順序が入れ替わっている。

これらのハードにおいては本作は『II』と銘打って販売されたが、原典では『#3』にあたる。(以降、原作版に関しては#表記を用いる)。

これは原典の『#2』が単独では難易度が高く、またプレイ環境も厳しくなることから、時間を掛けた調整が必要だとメーカー側が判断した為。

元々『#2』は『#1』のキャラクターを引き継いでプレイすることを前提に設計されていた為、序盤から新規キャラクターで冒険するようなゲームバランスにはなっていない。

また、FC版にこの引継ぎ前提仕様をそのまま持ち込むと、前作『I』のソフトと外部データ記憶装置(ターボファイル)が必須となってしまう。

「それではハードルが高くなりすぎるのではないか?」との判断により、あえて『#2』を後回しにして先に『#3』を移植したのである。

基本的なゲームシステムは『I』に準じる。

最大6名のパーティーで、一人称視点の3D迷宮を攻略していく。

適度なアレンジで遊び易さに配慮した良移植。

システム面でも、FC版での前作の利点を引き継ぎつつ、着実な改良も加えられている。

元々シリーズ中ではインフレが控えめなシナリオである。

たまには後作のインフレからしばし離れて、のんびり遊ぶのもよいのではないだろうか。

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