【発売日】 1990年4月27日
【発売元】 スクウェア
【価格】 8,400円
【メディア】 4.64メガビットロムカセット
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
【ディレクター】 坂口博信
【キャラクターデザイン・タイトルロゴデザイン】 天野喜孝
【シナリオ】 寺田憲史
【サウンド】 植松伸夫
【プログラマー】 ナーシャ・ジベリ
【ゲームデザイン】 田中弘道、青木和彦
【バトルプログラム】 吉井清史、樋口勝久
【CGデザイン】 中田浩美、渋谷員子
【オブジェクトデザイン】 石井浩一
【プロデューサー】 宮本雅史
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
スクウェア(現スクウェア・エニックス)より発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフト。
ゲームのジャンルはRPGで、ファイナルファンタジーシリーズの第3作目。
本作はシリーズ作品ではあるが、ストーリーは前2作とは全く関連性はない。
ただ、世界観は『ファイナルファンタジー』に通底しており、クリスタルと世界が密接した関係を作っている。
本作はシリーズ最後のFC版であると同時に、『FFI』『FFII』とシナリオを手がけていた寺田憲史がFFシリーズに関わった最後の作品である。
彼は本作を題材にした漫画の原作も務めている。
第1作と同様に、最初のボスを倒した後にオープニングが始まるアバンタイトルの手法が用いられている。
『FFI』のジョブ(職業)システムを進化させ、移動中、いつでもジョブを変更することができるジョブチェンジシステムが導入された。
作中には特定のジョブでなければ攻略が極めて困難な場面も存在し、状況に合わせて臨機応変にジョブチェンジを行うことによってゲームを有利に進められるようになっている。
また、後にシリーズの定番となる「召喚魔法」が初めて登場した。
戦闘において、攻撃回数(ヒット回数)に比例してキャラクターが武器を振るう回数が増加する。
ただし、攻撃回数(ヒット回数)とキャラクターが武器を振るう回数が厳密に一致するわけではない。
このことは、他のファイナルファンタジーシリーズには見られない特徴である。
主人公たちが冒険する世界は『FFI』『FFII』と比べ格段に広く、ストーリー中盤からは、2つのワールドマップを行き来することができるようになる。
本作以降はワールドマップが複数あるシリーズが『ファイナルファンタジーVI』まで続く。
前作『FFII』ではレベルの概念がない成長システムが採用されていたが、本作では再び経験値とレベルの概念を用いたオーソドックスな成長システムが採用された。
主人公たちの初期のジョブは全員「たまねぎ剣士」であるが、物語を進めると、主人公たちはクリスタルの力により、チェンジ可能なジョブが増えていく。
ジョブは強さの序列がはっきりしており、基本的に、物語の前半よりも後半で手に入るジョブの方が汎用性・利便性が高い。
また、一部ジョブの間には上級・下級の概念が存在する。
前2作と同様、ターン制が取り入れられている。
リメイク作品を除いた正式なナンバリングタイトルとして、純粋なターン制が採用された最後の作品である。
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