【発売日】 1990年6月25日
【発売元】 光栄
【メディア】 3.128メガビットロムカセット
【ジャンル】 シミュレーションゲーム
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●概要 (説明は『Wikipedia』より)
1988年に光栄(現・コーエーテクモゲームス)から発売された歴史シミュレーションゲーム。
中国の明の時代に書かれた四大奇書の一つである小説『水滸伝』を題材にしている。
7人までのマルチプレイが可能。
人物同士の相性、プレーヤー本人のいない領土には直接命令できない、勢力拡大などによって一定の人気を得ないと敵の本拠地に攻め込むことができない、ゲーム内でのタイムリミットの設定など新趣向が多く盛り込まれた。
PC-88版発売後、さまざまなパソコン機種や家庭用ゲーム機などに移植され、「コーエー定番シリーズ」などの廉価版も発売された。
ゲームの目的は、朝廷の奸臣高求の打倒である。
プレイヤーは好漢のうちの一人を選択し、仲間を集めたり、領土を得たりしながら軍事力をつけ「人気」というデータを高めていく。
人気が一定の値に達すると、徽宗皇帝から高求討伐の許可である勅命が下され、初めて高求の本拠地への攻撃が可能になる。
それまでの光栄の歴史シミュレーションゲームのほとんどが天下統一などをゲームの目的としていたのに対して、本作では前述の通り、高求打倒が目的となる。
本作の特徴の1つにはタイムリミットがあり、靖康の変のある1127年までにクリアしないと、金国が侵攻してきて自動的にゲームオーバーとなる。
総登場人物数は255人で初代『三國志』レベルであるが、扈三娘、孫二娘など女性キャラが多いのも特色で、潘金蓮、李師師など脇役的人物まで登場する。
ほとんどのシナリオでは、花栄や関勝などの有力な人物が高求の配下であることと、自分でコマンドを実行して内政を行うよりもCPUに委任した方が遥かに効率が良いこと、戦闘時に城HEXの防御力が高いため、防御側が非常に有利であることなどの要因により、難易度はかなり高かった。
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