【発売日】 1992年4月24日
【発売元】 シグマ商事
【価格】 8,700円
【メディア】 8メガビットロムカセット
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
ギャグ漫画家の相原コージ氏がキャラクターデザインを担当したRPG。
「お笑いRPG」と銘打たれていたが、その出来は…。
胡散臭さ全開でまったく購買意欲をそそられないCMと相原氏自らが手がけた濃すぎるパッケージイラストが、人類には早すぎるゲームであることを警告してくれていた。
淡いながらもサイケデリックな色彩の説明書表紙もまた、本作の摩訶不思議っぷりを仄めかしている。
CMも(精神的にも著作権的にも)あまりにヤバいためか、どこかの動画サイトでも削除されるシロモノである。
ゲーム自体も(イカ○た販促通りの)カオスなRPGである。
グラフィック・ストーリー・テキスト・アイテム・キャラクターの全てに奇天烈なネタやギャグが大量に盛り込まれている。
いわゆる狙い澄ましたバカゲーである。
基本システムだけは、俯瞰視点のマップ+サイドビューの戦闘を軸にした、オーソドックススタイルである。
基本的にイベントというイベント全てが超展開満載であり、ここには書き切れない。
パロディ系の描写も多い。
敵の名前・容姿も、あまりの適当さに脱力させられること請け合い。
バグ以外にも不備が多い。
効果音の使い回しが多い。
狂ったエンカウント率。
ゲームバランスもかなり大味。
世界観やキャラクター、各種イベントなどはとにかくブッ飛んでいるものの、「前世の力を借りて悪の組織の野望を打ち砕く」というストーリー自体は決して破綻しておらず、何だかんだでしっかり形になっている。
また、仲間キャラ一人ひとりにもエピソードや見せ場があり愛着が湧く。
とにかく多いバグのせいで、SFC屈指のクソゲーとして名前が挙がることが多い作品。
しかし、変身技や大きく描かれた魅力的なキャラ、二重底の宝箱など、当時としては画期的なシステムに加え、爆笑確実なぶっ飛んだシナリオにBGM等は評価されており、今でもカルト的な人気がある。
『バグが無ければ純粋に良作、良いバカゲー』などとも言われており、ただのクソゲーとは違う『デスクリムゾン』と同様に非常に愛されたクソゲーと言えるだろう。
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