【発売日】 1993年11月26日
【発売元】 タカラ
【価格】 9,980円
【メディア】 20メガビットロムカセット
【ジャンル】 格闘ゲーム
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●概要 (説明は『Wikipedia』より)
ネオジオ普及に一躍買った『餓狼伝説 宿命の闘い』の続編。
アーケードゲームの家庭用移植版。
やはり容量の関係上なのか、いくつかキャラの技がアーケード版とは変わっており、幾らか違和感を覚える。
アーケード版にあったデモが幾らか削除されている。
三闘士を撃破していく度に前作のキャラがボコボコにされるデモがカット。
アーケード版に比べ、キャラの大きさが若干縮小化し、BGMの音源も幾分か劣っている。
BGMは音質がかなりチープになっている。
また、クラウザー等、アレンジされて短くなっている曲も存在する。
前作、次回作にも同様の曲が存在するビッグベアで聴き比べると顕著。
本作のBGMは全体的に重厚感がなく、非常に軽いになってしまっている。
しかし、後に出たSFC版『餓狼伝説SPECIAL』では再現を放棄したとしか思えないレベルのアレンジをされていることに反発する者もおり、タカラ餓狼(SFC版)において曲は本作が1番良いと見る者もいる。
ボイスに関しては再現を放棄した前作に比べると健闘しており、全ての必殺技の声がしっかり入っている。
当時の格ゲー移植ものとしては、グラフィックは頑張っている方で、高移植とまではいかなくとも、雰囲気は十分にアーケード版に近い再現がされている。
前作と比べると、操作性、難易度共に大分まともな部類まで改善され、謎のロードも解消された。
前作の移植度の問題で前評判は悪かったが、劣化度は当時の家庭用移植としては妥当な範囲に収まっており、アーケード版のような何かといった出来栄えの前作から、アーケード版の雰囲気は感じられるレベルにまで進化している。
続編の『餓狼伝説スペシャル』とはまるで違った性能ではあったものの、AC版ではCPU専用だったボスキャラクター4名を自分の手で操作できる点は、悪評の高いタカラ餓狼三部作における最大の評価点である。
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