【発売日】 1993年12月17日
【発売元】 ジャレコ
【価格】 9,700円
【メディア】 16メガビットロムカセット
【ジャンル】 アクションゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
『ラッシング・ビート』シリーズ3作目。
前々作から5年後、前作から2年後を描く。
プレイヤーキャラクターは一新され、前作までのキャラクターはノートン以外、使用できなくなっている。
本作ではボスキャラクターとの会話デモやステージ間でデモシーンが入ったり、使用したキャラクターやステージ中の行動によってエンディングが変化するなど、ストーリー面が凝った作品へと仕上がっている。
本作はプレイヤーの行動によってステージが分岐する仕組みになっている。
これも本作の大きな特徴である。
前作と同様、ステージ前にキャラクターを選び、そのキャラクターを使ってステージを攻略していくことになる。
なお、キャラクターはステージ毎に選び直すことができる。
本作ではステージが幾つも分岐し、その数は全14ステージとなる。
当然1回のプレイでは全てのステージを回ることはできないので、繰り返しプレイする意欲が湧いてくる。
エンディングはグッドエンディング、バッドエンディングの2種類、キャラクターのエピローグは1キャラクターにつき2つの12種類と、かなり多め。
キャラクター固有のコマンド技に加え、強攻撃、ガード、そしてターミネイトスキルと、アクションの種類がより多彩になった。
前作のウリであった空中コンボがなくなり、敵を空中に打ち上げたり追い打ちすることができなくなった。
攻撃手段も増え、前作の不満点をいくつも改良した本作は一見スマートではあるが、それゆえに前作の最大の評価点である派手なアクション性を失ってしまったのは大きい。
シナリオ面の強化と引き換えにアクション性を犠牲にしてしまったとみる事もできるだろう。
しかし、決して駄作ではない。多彩なシナリオ分岐と豊かなストーリー性、地味だがしっかりとまとまっているアクションなど、よく作り込んである佳作である。
投げゲーではあるが難易度が低くとっつきやすいので、ベルトスクロールアクション初心者にはいい作品かもしれない。
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