【発売日】 1993年12月18日
【発売元】 エニックス
【価格】 9,600円
【メディア】 12メガビットロムカセット
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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ドラゴンクエストIII そして伝説へ… Switch版
スクウェア・エニックス 【Switch】ドラゴンクエストIII そして伝説へ… [HAC-P-BGX2A NSW ドラゴンクエスト3]
概要 (説明は『Wikipedia』より)
ファミコンソフト『ドラゴンクエスト』『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』をカップリングしてリメイクしたソフト。
インターフェース関連は、当時の最新作であった、『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』のシステムが取り込まれている。
SFCへの移植に伴い、パスワード(冒険の呪文)のメモに代わってバッテリーバックアップ(冒険の書)によるセーブが可能になった。
それぞれ3箇所ずつセーブができる。
セーブできる場所は基本的にはFC版でパスワードを聞けた場所と同じだが、『II』ではルプガナでもセーブが出来るようになった。
バッテリーバックアップの耐久性も向上しているため、FC版『III』『IV』よりもデータ消滅の頻度は低くなっている。
「便利ボタン」の追加。
Xボタン(もしくはLボタンかRボタン)を押すと、押した際の状況に応じて「はなす」「しらべる」「とびら」を自動的に選択して実行する。
ステータスアップアイテム「種」と、預かり所が登場。アイテムとゴールドを預かってくれる。
入手できる経験値と金額が全体的に向上し、FC版と比較してテンポ良く遊べるようになった。
守備力の基本値として「みのまもり」のパラメータが追加。
FC版に存在した実在の人物(ゆう帝=堀井雄二、アンナ=牧野アンナなど)のゲスト出演は、原則として削除または置き換えられている。
敵のパラメータとエンカウント率も見直され、FC版より難易度がかなり低下している。
オーケストラ版を再現したBGM、細部まで細かく描き込まれたドット絵など、ハード性能の向上に伴って視聴覚面は大幅に強化されている。
『I』と『II』どちらもシナリオの大筋をオリジナルから変更せず、最初から最後まで余すところなく描ききっている。
刷新されたゲームバランスにより、尖った部分が少なくなり、全体的に丸くなった。
ゲームバランスや一部バグに問題点はあるが、全体としてはDQシリーズらしくゲームバランスの完成度は高い。
気軽にプレイできるシリーズの原点として十分な調整が加えられ、幅広いプレイヤーにおすすめできる作品である。
オリジナルからの変更点は多岐にわたるものの、『I』の一人旅・『II』の三人旅という根本的な部分は変わっておらず、FC版当時のゲーム性や雰囲気を本作からもきちんと掴めるようになっている。
今なお続編がリリースされ続けているシリーズの、最初期の作品に万人が触れやすくしたことは特に大きな意義があるだろう。
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