【発売日】 1994年1月21日
【発売元】 任天堂
【価格】 9,500円
【ジャンル】 シミュレーションロールプレイングゲーム
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●概要 (説明は『Wikipedia』より)
SRPGの地盤を固めた『ファイアーエムブレムシリーズ』の3作目。
ハードをSFCに移したおかげもあり、全てにおいてパワーアップ。
「知る人ぞ知るマイナー作品」だったこのシリーズを「誰もが知るSRPGの代表格」にまで押し上げることに成功した。
本作はFC版一作目の『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』のリメイクである「第1部・暗黒戦争編」と、その続編となる新ストーリー「第2部・英雄戦争編」の2本立て。
第1部・第2部ともに20章(+α)で構成されており、両方合わせて40章以上に及ぶ大ボリュームの一本である。
ゲーム開始時に、二部あるストーリーからどちらをプレイするか選択可能で、第1部を死亡者ゼロでクリアすれば、そのデータを引き継いで第2部を始めることが可能。
ただし能力などの引き継ぎは行われず、第2部の特殊エンディングの発生条件となっているのみ。
今作の本編にあたる第2部は、過去の仲間との対立や王家の紋章「ファイアーエムブレム」の謎が明かされる展開など、第1部のヒロイズム的な内容とは一線を画している。
そして直系の続編であるだけに、第1部に比べて序盤から難易度が高く、第1部かFC版のクリア経験者を対象としているような難易度設定がされている。
ハードをスーパーファミコンに移したことでグラフィックが強化。
それが最もよく現れているのがキャラの顔グラフィック。
美形キャラの数多い少女漫画的なタッチとなっており、これによりキャラクターへの感情移入度もより深められた。
第1作の時点で基礎は固まっていたが、2作目『外伝』が意欲的な改革を行ったのに対し、本作は第1作のシステムをより洗練してクオリティを高めたことが評価され、口コミによる評判の広がりのおかげもあって高い売り上げを記録。
システムの集大成、スパイスの効いたストーリーといった、『ファイアーエムブレム』というシリーズが持つ魅力を完成させた一作といえる。
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