【発売日】 1994年3月18日
【発売元】 ショウエイシステム
【価格】 9,700円
【メディア】 16メガビットロムカセット
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
『摩訶摩訶』でキャラデザインを担当したギャグ漫画家・相原コージ氏が、製作総指揮を担当したRPG。
キャラデザも同氏が担当しているため、パッケージの雰囲気は摩訶摩訶と似ている。
そのため、「摩訶摩訶の続編」「同じくらいのクソゲー」と誤解している人も少なくないが、実際はメーカーも異なり、続編でも外伝でもなく世界観も全くの別物。
ただし鑑定システム、預かり所呼び出し、宝箱2重底、換金アイテムなど、摩訶摩訶に存在した数少ない良点は受け継がれている。
プログラミングは摩訶摩訶と同じスタッフが担当しているが目立ったバグはなく、魔訶魔訶で猛威を振るっていたバグ嵐も本作ではほとんど見当たらない。
相原の手がけた世界観だけに、一癖も二癖もある人物たちばかり。
能力も非常に個性が強い。
パーティーは最大で、4人+NPC又はペットで構成される。
顔のグラフィックが豊富、通常からそれぞれの状態異常に応じた表情まで用意されている。
敵キャラも攻撃をして来るだけでは終わらず、分裂したり、クイズを出題したり、磁石でアイテムを奪ったり、変化したり、心を読んで攻撃を回避したり、とにかく個性派ぞろいが多数。
当時のゲームとしては相原コージの独特の世界観をアニメーションを使い上手に表現しており、着替え等の意欲的な部分を取りそろえながら当時としては丁寧なゲームバランスに仕上がっていることは非常に評価が高い。
難易度は若干高いが行き詰る個所は特に無い。
もしあの『摩訶摩訶』に酷いバグが搭載されていなければ?システムこそ違うが全体的なノリは似ているため、このゲームは一つの答えになっているかもしれない。
下品なネタやお使いイベント過多と若干人を選ぶ側面はあるものの、ゲームの評価を落とすほど悪いものではない。
普通のRPGに飽きた人、高難易度は嫌だがパンチの効いたシナリオを求める人、相原コージの独特の世界観が好きな人には十分におススメできる出来栄えで、北斗の拳関連でクソゲーを量産し悪名高かったショウエイシステムでもやればこれだけのことができるということを証明した一作でもある。
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