南国少年パプワくん(スーパーファミコン)

【発売日】 1994年3月25日
【発売元】 エニックス
【価格】 9,064円
【メディア】 8メガビットロムカセット
【ジャンル】 アクションゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

『月刊少年ガンガン』で連載され1992年に放送された同名作品のアニメをゲーム化したもの。

ストーリーは舞台であるパプワ島の隣に何倍もある大きな島が出現し、シンタローが単身調査に乗り出すという完全オリジナルのもの。

原作と違い主人公のパプワはほとんど登場せず、キャラクターの一人・シンタローを操作して戦う。

これはパプワをプレイヤーキャラにしてしまうとチートすぎるためだと思われる。

原作でもパプワにこき使われて実質的にシンタローが中心となって事件を解決する場面が多い事から違和感はそれほど感じない。

各ステージにはかつてパプワたちに倒された筈のガンマ団員達が立ちはだかり、それぞれの出身地をモチーフにした雑魚敵を送り込んでくる。

それぞれのステージはシンタロー一人では決してクリアできないギミックが仕掛けられている。

ではどうやって突破するのかというと、パプワ島の住民=ナマモノ達の力を借りるのである。

面子もイトウくんやタンノくんといった御馴染みのキャラクターは勿論、ミミズのシミズくんや電気大ウナギのナカイくん、カエルのホサカくんと子供のタマちゃん、フクロウのカムイじいちゃなど数多い。

雑魚敵のデザインは原作者・柴田亜美がデザインしており当時のガンガン本誌でもカラーで特集が組まれた。

細かいところに粗はあるものの、アニメ版の雰囲気を再現するというスタッフの意気込みは十分に伝わってくる。

極めて良作に近い出来と言っていいほどであり、『パプワくん』という作品の世界観に触れたい、という人にプレイをお勧めする。

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