【発売日】 1995年8月5日
【発売元】 任天堂
【価格】 9,800円
【メディア】 16メガビットロムカセット
【ジャンル】 アクションゲーム
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●概要 (説明は『Wikipedia』より)
『スーパーマリオワールド』に登場したマリオのパートナーキャラクター・ヨッシーが主人公のアクションゲーム。
マリオの赤ちゃん時代の物語で、マリオとヨッシーの初めての出会いと冒険を描いた作品である。
本作には『スターフォックス』『ワイルドトラックス』でポリゴン描写のために使用された「スーパーFXチップ」が採用されており、回転・拡大/縮小処理の高速化や、キャラクターや背景の軟らかい動きを実現している。
クレヨン画を髣髴とさせる手描きイラストタッチのグラフィックが大きな特徴で、今までの2Dアクションゲームにはなかった独特の表現方法も本作の魅力である。
ヨッシーの特技である「敵を食べる」のほかに、本作では「タマゴを作って投げる」「ふんばりジャンプ」「ヒップドロップ」などのさまざまなアクションが加わり、マリオとは異なる動きを楽しむことができる。
マリオが敵に連れ去られるとミスとなる。
ヨッシー自身は敵に接触してもミスにはならない)。
その代わりにヨッシーがダメージを受けるとのけぞり、背中に乗せていたマリオがシャボン玉に包まれた状態で離れて泣き出してしまう。
各ワールドは全部で8つ(+α)のステージで構成されており、ステージ4(とりで)とステージ8(しろ)にはボスがいる。
初心者から上級者までが楽しめるようにゲームバランスが調整されている。
グラフィックは全体的に手書き調の暖かみのある絵柄で、敵味方ともにメルヘンチックなかわいらしいデザインになっている。
本作はあくまでもヨッシーの物語であるが、マリオシリーズ本編の前日譚としても解釈可能。
プレイヤーが操作するヨッシーを操りマリオを守るというシナリオは、見方を変えれば「今まで築いてきたマリオの伝説を守る」事にも直結していると捉えることもでき、ゲームをプレイする意欲をかきたててくれる。
「タマゴ投げ」をはじめとするヨッシー独特のアクションを導入して、マリオとは一味違う面白さを打ち立てた作品である。
愛らしいデザインとは裏腹に満点を狙うかどうかで難易度ががらりと変わるステージ構成は「初心者に優しく、上級者でもやりごたえのある」絶妙なバランスを実現している。
シナリオも出来がよく、感動のラストに涙するプレイヤーもいる。
システム・デザイン・演出・シナリオと、全てが高いレベルでまとまった、まさに任天堂の技術とセンスの結晶と評すべき名作である。
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