【発売日】 1995年10月6日
【発売元】 クエスト
【価格】 11,400円
【メディア】 24メガビットロムカセット
【ジャンル】 シミュレーションロールプレイングゲーム
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スクウェア・エニックス 【Switch】タクティクスオウガ リボーン [HAC-P-A2V2A NSW タクティクスオウガ リボーン]
【中古】 タクティクスオウガ/PS
概要 (説明は『Wikipedia』より)
『伝説のオウガバトル』に続くオウガバトルサーガの2作目。
前作同様シミュレーションRPGとして開発されたが、そのシステムは大幅に変化している。
中小メーカーの作品ながら50万本以上を売り上げた。
ある意味FFシリーズのATBに近いが、「プレイヤー陣営のターン」と「敵陣営のターン」を回す非リアルタイムSLGが多い中、ユニットごとにターンが回り、なおかつ待ち時間が異なる本作のシステムは非リアルタイムSLG(SRPG)の中では斬新であった。
クラスやレベルによってウェイトの基本値が変わるうえ、装備品の重量によって更に変動する。
場面や各ユニットの役割に応じて、重装備で固めるか防具等を外してでも軽量化するかといった戦略性も求められる。
店で仲間を雇用したり、戦闘中に敵ユニットを説得して仲間に引き入れたりできる。
主人公も含めた人間キャラ(固定クラス除く)は、条件さえ満たせば何度でも転職(クラスチェンジ)できる。
当時としては珍しく、選択肢の内容によって3通りにストーリーが分岐する。
ストーリーの分岐によって攻略マップやシナリオの内容、登場人物の生死が分かれ、個々のストーリーでしか仲間にならないキャラも存在する。
自軍同士での模擬戦「トレーニング」による戦力増強など、プレイヤー技量の低さやレベル不足をカバーできるようになっており、シミュレーションRPG初心者にも無理なくプレイできるようになっている。
キャラクターはうつむく、頭の向きだけを変える、椅子から立ち上がるなどの非常に細かい仕草まで行う事で臨場感を出しており、その生き生きとした動作は現在もドット絵の好例として挙げられるほどである。
主人公と同じ境遇で育ちながら真逆の道を歩む幼なじみヴァイス、国に従う騎士としての命を全うする生き様を見せるレオナール、同じ名前を持ちながら全く異なる思想を持った二人のランスロット、中盤に登場し衝撃的な台詞でプレイヤーの価値観を揺るがすザエボス、戦争と無関係の純粋な邪悪さを見せつけるニバスなど、印象的なキャラクターは数多い。
特に本作のヒロインである主人公の姉・カチュアは非常に賛否両論分かれるキャラクターとしてよく話題に上がっていた。
勢いのあるテキストと壮大なBGM、緻密なドット絵が醸し出す独特の世界観。
システムも斬新。
バランス面ではかなりいびつなところもあるが、それを差し引いても戦術的に十分すぎるほど楽しめる。
周到なヘルプによる間口の広さと、何度の周回プレイにも堪え得るボリューム。
様々な要素を高水準で兼ね備えた、シミュレーションRPGというジャンルの永遠の代表作たる完成度を誇る名作である。
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