【発売日】 1995年12月22日
【発売元】 バンプレスト
【価格】 9,800円
【メディア】 12メガビットロムカセット
【ジャンル】 アクションゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
『ザ・グレイトバトルIV』の続編。
前作同様横スクロールアクションゲームとなっている。
SF的な世界観だった前作から一転、西部劇的な世界観を主軸とした作品となっている。
なお、SFCとしては本作が最終作となる。
バトルフォース・ニューコンパチネイションなどの単語は出てくるが、前作との繋がりは薄め。
本作でのプレイアブルキャラはシリーズオリジナル主人公である『ロア』に加え、『ゴッドガンダム(ゴッド)』、『仮面ライダーBLACK RX(RX)』『ウルトラマン(マン)』の4名。
キャラクターはそれぞれ西部劇風味にアレンジされており、西部劇ということもあってシューティング面も取り入れられている。
というかステージ1はいきなりシューティング面である。
いろいろとシリーズ的には斬新な要素を取り入れた本作であるが、評価は他シリーズと比べても低く、シリーズ人気の凋落著しいものとなった。
明らかに他作品と比べるといくつもクオリティが劣る作品であるが、ただクソゲーと切り捨てるには惜しい部分もある。
ゲーム内容こそ今一つだが、ビジュアル・サウンド面はシリーズを重ねたことで大分成熟しており、世界観はよく表現出来ていると言える。
次作品となる『ザ・グレイトバトルVI』は本作と違い評価できる部分も薄く、名実ともにクソゲーとなってしまったことを鑑みれば、本作はまだ楽しめるゲームにはなっている。
横スクロールのアクションパートと、シューティングパートが存在する。
アクションパートはスタンダードなアクションゲームで、ジャンプ、アタック、チャージアタック、タックルを駆使して進めていく。
シューティングパートは画面奥に登場する敵を撃ち、回避行動で弾を避けたりしながら戦う。
前作が銃火器メインだったのに対し、本作はマン以外近接戦闘がメインとなったことで、前作のアクションシューティングとは違った別の魅力は出せている。
それぞれキャラごとにシナリオも異なるので、シナリオを重視するのであれば周回プレイの苦も軽減されることだろう。
ゲーム性的にはこれまでより大きく劣った面を見せた本作。
ただしグラフィックやBGMではこれまで以上のものを作り上げており、雰囲気もコンパチヒーローシリーズらしさをしっかり出している。
コンパチキャラゲーとしての出来は決して悪くはなく、ゲームも一部詰まりやすい場所を除けばプレイ出来ないほど悪いものではない。
ただ、やはりキャラクターを強制的に入れ替えて進まなくてはいけないという要素は必要だったのかどうか非常に疑問な内容ではあった。
『VI』の致命的なお粗末さを鑑みれば、少なくとも本作はクソゲー・ダメゲーと罵られるほど不出来なものではないと断言出来る。
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