【発売日】 1996年3月15日
【発売元】 タイトー
【価格】 9,980円
【ジャンル】 シミュレーションゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
メーカー曰く「洞窟育成シミュレーション」。
だが、しかし。
キャラクターを操作していると、どう見てもアクションRPG。
そのせいか、AmazonのカテゴリーではRPGに入っている。
古代中国を思わせる世界観の中、プレイヤーは仙窟の主「洞仙」を操作することになる。
部屋や通路を作って仙窟を拡張整備し、エネルギーを集めて龍脈を活性化させるのが、ゲームの主な流れ。
世間での「洞仙は全て悪人」という偏見により、敵対者や討伐隊は後を絶たない。またお宝等を求める冒険者達も存在する。
主人公は、ときには仲間や召喚した仙獣と共に、ときには独りで、それらを撃退することになる。
平行世界をベースにした、同一主人公による短編的なシナリオ九本のオムニバス。
各シナリオとも終了時にエンディング(分岐有りのマルチエンディング制)があり、スタッフロールが流れる。
メイン部分はアクション要素も多くて急がしく、シミュレーションとしてもやる事は多いが、全体像を思い浮かべつつ自分だけの仙窟を作成していくのはやはり楽しい。
さすが「洞窟育成シミュレーション」を名乗るだけのことはある。
シミュレーションとアクションRPGを程よく混ぜ合わせたゲーム。
とにかく考える事や、やる事は多いが、自分だけのダンジョンを作れるという魅力は、他のゲームにはなかなか無いものである。
シナリオ自体の難易度も極悪なものはなく、その一方でやり込み要素も多彩。
ライトユーザーからヘビーユーザーまで幅広くお勧めできる一品なので、機会があればぜひプレイしてみて欲しい。
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