【発売日】 1996年3月21日
【発売元】 任天堂
【価格】 7,500円
【メディア】 32メガビットロムカセット
【ジャンル】 アクションゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
「2人同時プレイ」と「6つのゲームのオムニバス」を売りに発売された作品。
パッケージも豪華さを出すべく「焼印を押した桐箱」を模した独特のデザインになっている。
一見ボリューム感があるが、一本一本は短めで遊びやすい作りとなっている。
メインゲームはどれも基本アクションは変わらないので、全く別のゲームが複数収録されているというよりは様々なモードが用意されていると言った方が近い。
従来作品と同様、方向キーで移動、Bボタンでジャンプ、Yボタンで吸い込み・コピー能力使用という構成。
ホバリングについては空中でBボタンとなり、方向キー上での制御はできなくなった。
夢の泉の物語』と同様、カービィは敵を吸い込んで飲み込むことでコピー能力を得ることができる。
コピーは無制限に使えるものが18種類と回数制限があるものが6種類の合計24種類。
「洞窟大作戦」でのお宝集め、「激突!グルメレース」や「格闘王への道」でのタイムアタックといったやり込み要素も多く、長く楽しめる。
カービィの動きがキビキビしたものになり、雑魚敵を多彩な技で蹴散らしていくときの爽快感が大きくなっている。
シリーズ初のオムニバス形式、多彩なアクション等から非常にハイクオリティで高く評価され、濃いマニアを多く生み出した。
特にアクション面は以降のカービィシリーズの基盤にもなっており、カービィシリーズの代表作として挙げられることも多い。
本作が宮本茂の「2P協力プレイのできるアクションゲームを作って欲しい」という要望から作られたことは2009年に改めて明かされたが、その目論見どおり、友人と一緒に遊べるゲームとしてアクションゲームがレパートリーに入ることを証明した。
既に本作以前にアーケードゲームでは多くの多人数同時プレイ可能なアクションゲームがあったが、いずれも業務用ゆえの難易度調整の問題を抱えており、本作のように難易度を低く抑えアクションを楽しませることに特化したスタイルは家庭用ならではと言える。
後年のカービィやスマブラ作品でも本作のネタが使われている事もあり、その出典元が知りたいという人にはうってつけと思われる。
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