【発売日】 1996年7月26日
【発売元】 タイトー
【価格】 7,800円
【メディア】 32メガビットロムカセット
【ジャンル】 シミュレーションロールプレイングゲーム
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【中古】エナジーブレイカー p706p5g
【中古】SFC)[動作確認済]SFC エナジーブレイカー[92]
概要 (説明は『Wikipedia』より)
スーパーファミコン末期に発売され、あまり注目を浴びることのなかった隠れた良作。
『エストポリス伝記』で知られるネバーランドカンパニー開発。
同シリーズのキャラクターや、物語中に登場する「プリフィアの花」がゲスト出演している。
ただし、世界観が全く異なるので同一世界ではない可能性が高い。
あくまでファンサービスであろう。
キャラクターデザインはまだブレイク前であった内藤泰弘氏。
当時氏が連載中だったSF西部劇漫画『トライガン』のオマージュなのか、同作序盤のエピソードに似た暴走列車を止めるイベントなどが存在する。
本作の舞台はファンタジー世界だが銃や蒸気機関車が発明されているという、いわゆるスチームパンクに近い世界観。
機関車で行き来ができる「開拓の街」が存在するなど西部開拓時代を思わせる描写が多い。
尚、主人公はパッケージで先頭に描かれているレオン(青髪の男性)ではなく、その後ろのマイラ(薄紅髪の女性)であり、当時としては比較的珍しい女性主人公作品である。
戦略性の高い戦闘システム。
BPの存在により「1回でも多く攻撃するか、次ターンの行動回数確保のために回復を優先するか」などの駆け引きが楽しめる。
技も攻撃や回復だけでなく、敵を引き寄せたり遠ざけたりといったテクニカルなものも。
もちろん強力な技ほどBP消費も大きい。
仲間キャラは全部で5人と少ないが、技の違いにより個性付けがされている。
細かい描き込みのドット絵で流れる水や雲の影まで表現されており、3頭身のキャラも可愛らしくモーションも多彩。
ところどころに大味・未完成な部分が見え隠れしてはいるものの、独特のシステムと丁寧な造りが光る職人芸の如き良作。
SFCから次世代機への過渡期にひっそり生まれ、あまり知られることなく埋もれていった不遇の作品でもある。
容量の大きい次世代機で当初の構想のまま発売されていれば、更に完成度の高い作品になっていたのかも知れない。
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