【発売日】 1996年12月6日
【発売元】 エニックス
【価格】 8,700円
【メディア】 32メガビットロムカセット
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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●概要 (説明は『Wikipedia』より)
かつて日本中を熱狂させ、JRPGのテンプレートとでも言うべきスタイルを確立した傑作『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』。
あれから8年の時を経たDQ3も、先人である『ドラゴンクエストI・II』と同じように当時の最新技術でのリメイクが行われた。
最新作『VI』のゲームエンジンを流用して作られた本作『SFCDQ3』はその舞台をスーパーファミコンに移してもなお、変わらぬ面白さを誇っている。
なお、本作はアルテピアッツァのデビュー作でもある。
よりユーザビリティに配慮した『VI』のシステムを取り入れると共に、1988年には実現できなかった要素も多数投入されている。
施設内での移動速度がフィールドの2倍となり、探索のストレスを緩和している。
クリア後の隠しダンジョンと隠しボス「しんりゅう」が追加。
グラフィック面は非常に高いレベルに仕上がっている。
一見特に気にならなくても、よく見ると確かに手をかけて作っていることが読み取れる「自然さ」が本作の魅力。
『ドラゴンクエストIII』は元々完成度が高いと同時に未完成な面も持ち合わせていた作品であり、本作はその「完全版」として確かな評価を得ることになった。
女性優遇、全体攻撃武器の登場、その結果として特定職の冷遇などやり込む上での引っ掛かる点もあるが、バランスブレイカーレベルの「ぶっ壊れ要素」が存在するわけではない。
深く考えずに遊ぶ上ではそこまで気になるモノではないだろう。
今回導入された性格システムも利用してより感情移入できるキャラクターを作り、グラフィック・インターフェースが大幅改善された新たなる冒険を楽しむ事ができる筈だ。
現在ではWiiにも移植されている。
今からでも遅くはない、JRPGの「古典」をぜひ楽しんでみてほしい。
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