【発売日】 1989年12月9日
【発売元】 セガ
【開発元】 東亜プラン
【価格】 6,000円
【メディア】 4メガビットロムカセット
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1988年にタイトーより発売された業務用縦スクロールシューティングゲーム。
大ヒット作となった『究極タイガー』のスタッフが作り上げたシューティングゲーム。
画面一杯に広がるショットやレーザー。
ドクロ型に爆炎が広がるボムなど見た目のインパクトがより強くなった。
タイトル画面にはクレジットされていないが、『タイガーヘリ』や『究極タイガー』同様に開発は東亜プランが担当している。
前作『究極タイガー』にて確立された「パワーアップ型縦スクロールボムシューティング」の流れをそのまま汲み、前作の開発スタッフがそのまま本作の開発を務め上げた。
シューティングの面白さを濃縮したゲーム性。
無駄なものを排除し「撃つ」・「避ける」という2つの要素を特化、究極よりも自機の攻撃が派手になり撃ちまくる爽快感が増し、自機の移動速度も速くなり「遅くて避けられない」といった不満点は改善され、純粋に「かわす・見切る」テクニックが要求されるようになった。
パターン化すれば容易な攻略。
道中の雑魚戦から中ボス・ボスに至るまで敵機の攻撃はパターン化が可能。
一見激しそうな攻撃を仕掛けてきても、安全地帯やパターン化を構築することにより攻略が容易になる。
逆に言えばいきあたりばったりなプレイでは攻略は出来ないということであり、2面からは画面下方から敵が出現しはじめる他、前触れもなくいきなり中ボスが現われる場面もあり、これらのパターンをしっかり覚えなければあっさりとゲームオーバーとなってしまう。
メガドライブ版は、発売元こそセガだが、MD版の移植は東亜プランが直々に行っている。
家庭用TVモニターに合わせた横画面となり、画面の右端に得点やボムなどのゲーム情報を一括で表示させてあり、「アーケードのイメージを損なわない上手なアレンジ」と評価された。
業務用をほぼ忠実に再現しているが、BGMのテンポが速くなっている他、パワーショットの15連ショットが9連+バリアに変更されている。
このバリアは敵の体当たりは防ぐが敵弾は防ぐことができない。
2段階目でミスした場合、ショットが1ランクダウンした状態で再開できる、ただしミス時にレーザーやビームを使用していても復活時は自動的にパワーショットとなる。
BGMのテンポが速くなっている理由について作曲者の弓削雅稔氏の話によると「メガドライブの音源周りの仕様を知ったのがマスターアップの2週間前だったことから調整が間に合わなかった」とのこと。
この影響で実際のフレームレートはPAL仕様で作られており、NTSCの環境だとPAL仕様の約1.2倍の速度で動作してしまうという結果になってしまった。
ちなみにMD版は1周ごとに違うエンディングが流れ、そこではAC版では見られなかった展開が出てくる。
そして、5周クリアでスタッフロールが流れるという仕様。
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