【発売日】 1991年4月26日
【発売元】 ビスコ
【開発元】 東亜プラン、ドラグネット
【メディア】 4メガビットロムカセット
【ジャンル】 アクションゲーム
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●概要 (説明は『Wikipedia』より)
東亜プラン。
かつてタイトーの右腕として『究極タイガー』や『飛翔鮫』などのシューティングゲームを多数開発した会社である。
そのため東亜プランは「シューティングゲームの会社」というイメージが持たれているが、その実シューティング以外にも様々なジャンルのゲームも開発していたりする。
本作はそんな東亜プランが開発を担当し、タイトーが発売をしたアクションゲームである。
本作は水晶に姿を変えられ連れ去られた姫を救うべく、勇者を操作して悪の大王ワードナを倒す、という筋書きである。
5つのステージを順番に制覇していく残機制の横スクロールアクションで、最後のステージ5にいる悪の大王ワードナを倒せばエンディングとなる。
ゲーム画面を見てまず気づくこととして、キャラクターがコミカルで魅力的である。
根幹となるアクションの部分もよくできており、主人公は機敏にテキパキ操作できる設計。
背景は油絵を切り取ったような独特なものであり、ステージ1の最初の森の時点で只物ではない雰囲気が漂っている。
本作はアクションゲームであるため『究極タイガー』や『飛翔鮫』の陰に隠れたマイナーな存在ではある。
しかし、本作は他の東亜プラン作品と同様にあらゆる部分が丁寧に作られており、なかでも主人公をゆっくりかつテキパキ操作できる繊細な設計は細かいところにまで気を配っていると言える。
一筋縄ではいかない不可思議なアクションゲームとして、本作は評価されるべきであろう。
メガドラ移植に伴いタイトルが「ワードナの森SPECIAL」に変更されている。
グラフィックはとても綺麗にできているが、その実当たり判定がシビアだったり制限時間がギリギリになるようステージの一部を大幅に作り替えられていたりと難易度が高くなっており、「見た目だけの残念移植」となってしまった。
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