【発売日】 1993年8月13日
【発売元】 テンゲン
【開発元】 テンゲン
【メディア】 4メガビットロムカセット
【ジャンル】 アクションゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
自機のビー玉(マーブル)を操作しゴールを目指すクォータービューのゲーム。
操作はトラックボール(備え付けのボールを手で回転させて操作する物。
マウスをひっくり返して固定した物だと思えばいい)を使って行う。
サウンドは当時としては珍しいFM音源のステレオ演奏。
ゲームデザイン・企画は同社で『メジャー・ハボック』を手掛けたマーク・サーニー
クォータービューで描かれたマップ上で、重力にしたがって転がるボールをゴールまでたどり着かせればクリアとなる。
独特の操作感と、斬新なゲーム性。
トラックボールのみというあまり見ない操作系。
さらに慣性が効いているため、微妙な操作を要求される点も真新しい。
ステージはワイヤーフレームのようなシンプルな格子状を基本として表現されているが、それが逆にクォータービューと合わせスタイリッシュなものを感じさせる。
ボールの動きは、当時としてかなり緻密に描写されている。
複雑なコースを巧みに転がっているボールの様子は、見ているだけで楽しい。
さらに床に落下した時の割れる描写、各敵の動きややられる様なども、丁寧に描かれている。
進みやすい広い場所、逆にボールの直径とほぼ同じ狭い道、直角に曲がりくねるコース、斜めに降りる坂、途中分岐、ジャンプで越える谷間など、様々な要素で構成された各コース。
さらにこれに障害や敵が加わる。
またほとんどは降りていくコース構成だが、一部に上がっていくコースもある。
音もお洒落ならグラフィックやギミックもお洒落で、不思議な生き物が画面の中で活き活きとうねうね動く。
数少ない「トラックボールを生かしたゲーム」としては至極シンプルな楽しさを持ち、また側で見ていても楽しいゲームである。
メガドライブ版はパッドで操作する形式に変わってしまったが、引っくり返すとトラックボールになる「セガマウス」なる周辺機器を一緒に揃えると、一応トラックボールゲームとして遊べるようになる。
とはいっても、セガマウスは決して安くない(5,000円)。
今となってはアーケードで見かける機会は少ないのに、操作機器が特異であるが故、家庭用移植のハードルも高い事が本作の難点である。
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