キャプテン翼(メガドライブ)

【発売日】 1994年9月30日
【発売元】 テクモ
【開発元】 テクモ
【価格】 7,800円
【メディア】 CD-ROM
【ジャンル】 シミュレーションゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

斬新なシステムで高い評価を得た『キャプテン翼』の流れを汲む作品。

より原作準拠のストーリーになっており、漫画本編の冒頭から「中学生編」までを再現。

媒体がCDであることを生かし、アニメ版(第1期)の声優を用いたビジュアルシーンを展開しているのが特徴。

原作の要所要所を、従来のようなビジュアルシーンで演出。

そこまで試合に関係なかったシーンも収録している。

安易にムービーを使わなかった点が生きたためか、ビジュアルシーンはかなりの量。

完成度の高かった『キャプテン翼II スーパーストライカー』のシステムを軸にマイナーチェンジされている。

キャラクター自身だけでなく、キャラクターの各コマンド(ドリブルやタックルなど)にレベルと経験値が設定されている。

良く使用するコマンドほど能力が高くなるため、長所を伸ばしたり、短所を補ったりと、キャラクターの育成方針に幅が出た。

必殺技の追加。

特に原作を再現した技がいくつも追加されているのがポイント。

みすぎの「アップキックボレー」や、立花兄弟の「トライアングルシュート」など。

修哲トリオや、たかすぎ・うらべ・そりまちといった、割とマイナーなキャラにも、少量ながらスポットが当てられている。

少々能力が高いだけの汎用キャラではなくなった。

キャプテン翼シリーズでよく引き合いに出されるのは、試合進行のスピーディさだが、本作のそれは3と同等か、少し速い程度。

テンポは悪くなく、むしろ良いほうである。

試合時間も短くなっており、サクサク進む。BGMに関してもある程度の評価がある。

一部の曲は特に高評価。

突出した良い点はないが、悪いところもほとんど見当たらない、派手さもないが、非常に丁寧なつくりになっているという、典型的な良作。

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