【発売日】 1994年12月2日
【発売元】 セガ
【メディア】 16メガビットロムカセット
【ジャンル】 落ち物パズルゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
落ちものパズルとして一世を風靡した前作『ぷよぷよ』の続編。
前作の悪い点を改善し、登場キャラクターが3倍近くに増えたり、新システムの追加などあらゆる面でパワーアップした作品で、現在でもこの作品を最高傑作に挙げる人も多い。
基本的なルールは前作と全く変わらないが、いくつかの新システムやルールが追加されている。
「ひとりでぷよぷよ」では塔を登っていき、同一階での対戦で得た経験値が規定点に到達すればレベルアップして、次の階に進める。
上の階を目指して対戦で勝利するという流れ。
「ふたりでぷよぷよ」では前作と同様に通常のルールの他、「固ぷよ」「得点ぷよ」といった特殊なおじゃまぷよ(後述)が出現するルールなどもある。
特殊ルールは基板設定により「ひとりでぷよぷよ」でも一部のステージで適用される(工場出荷設定では常に適用されない)。
相手が連鎖をして自分のフィールドにおじゃまぷよを送り、その「予告ぷよ」がストックされている間に自分がぷよを消すと、その一回だけ送った数と同じ分だけ予告ぷよの量を減らすことができる。
一度の相殺で残った分が降ってくるが、逆に自分の送った量が上回った場合、その余った分が相手のフィールドに送られる。
このシステムは連鎖をどこまで組むかという駆け引きの肝を担い、「致死量連鎖(おじゃまぷよ72個以上)」を先に決めた者勝ちだった前作までの対戦プレイの幅を大きく広げた。
たとえ、100個以上の予告ぷよが発生しても、それまでに連鎖をきちんと組んでいれば「相殺」によって生存・逆転の可能性を残せるという、シーソーゲームの様相を呈するようになった。
普通の色ぷよが積まれた後にそのぷよの表情が変化したりと、アニメーションするようになった。
予告ぷよには、前作の小(1個)・大(6個)・岩(30個)に加え、きのこ(200個)、星(300個)、王冠(400個)が追加された。
おじゃまぷよの種類で新たに「固ぷよ(かたぷよ)」と「得点ぷよ」が追加された。
ぷよを消したときに発生する「連鎖ボイス」が、1P・2P側とも前作の4種から7種に増えた。
具体的には、1連鎖目のボイスが追加され、前作の5連鎖のボイスが7連鎖ボイスとなり、5連鎖と6連鎖のボイスは新しいものになっている。
1P側を例にすると、前作では(無し)「ファイヤー」「アイスストーム」「ダイアキュート」「ばよえ~ん」「ばよえ~ん」……(以下略)だったが、今作では「えいっ」「ファイヤー」「アイスストーム」「ダイアキュート」「ブレインダムド」「ジュゲム」「ばよえ~ん」「ばよえ~ん」……となる。
本作は前作の続編ではあるが、見た目としてはキャラやぷよぷよ、フィールドのグラフィックが刷新されたくらいで、前作とほぼ一緒。
AC版、MD版等では対戦開始前に敵キャラクターの紹介が表示されるが、前作にあった「漫才デモ」(キャラクター同士の会話デモ)が廃止されている。
元々は搭載される予定であり、アーケード版のロケテストでは漫才デモが搭載されていたが、納期の関係でキャラクターのアニメーションが間に合わず、製品版では動きを合わせる必要のないキャラクター紹介文に変更されてしまった。
総じて問題点は少なく、最高傑作の評価に恥じない名作であるといえる。
2作目の時点でほぼシステムが完成されており、今作で搭載された新システムは後のシリーズにも引き継がれている。
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