【発売日】 1989年7月14日
【発売元】 NECアベニュー
【開発元】 カプコン
【メディア】 2メガビットHuCARD
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1986年にカプコンからリリースされたアーケード横シューティング。
ゲーム中のタイトル画面では「SIDEARMS HYPER DYNE」とタイトルが表示され、タイトル下には「絶対合体 ZETTAI GATTAI!」という表示がでかでかとされている。
本作は自機が常にロボットの状態で戦闘を行うのが特徴。
一応は変形して戦闘機型になるシーンもあるが、その状態では一切戦闘は行われない(合体時などの演出のみ)。
一人~二人同時プレイ可能、各ボス撃破までの道のりを1ステージに換算すると全10ステージ構成となるが、ボスを倒しても一切画面が切り替わらず(そのままの状態で次ステージに進む)、ステージクリア表示もされない。
左右撃ち分けの操作性は、本作の一年前に同社からリリースされた『セクションZ』にあったシステムで、本作はそれを受け継ぐ形となった。
『セクションZ』では方向転換の度にボタンを押す必要があったが、本作の場合は方向転換と攻撃が同時に行われるため、囲まれた時の対処が格段に楽になった。
敵側も画面左右からまんべんなく攻撃をしてくるので、同じショットボタンばかりに偏っていると確実に苦戦するゲームとなっている。
良くいえば難易度控えめで遊びやすく、悪くいえばプレイヤーに優しすぎてやり込み性に欠ける、そんなシューティングであろう。
そういうゲームなのか、とっつきは良かったものの、ロングヒットする事もなく影を潜めてしまった一作だと思われる。
本作単体での家庭用移植は国産ではPCエンジン二種のみであり、アーケード版同様にその知名度はあまり高いとはいえない模様。
PCエンジン版は基本的にアーケード版に忠実だが、大きな変更点として以下の点がある。
二人同時プレイが廃止された。
但し、合体システム自体は健在で、アーケード版でいうところの2P機体は合体時のエクストラとして登場する。
BGMが総入れ替えとなり、アーケード版のBGMはほとんど収録されていない。
武器切り替えボタンは廃止され、ポーズをかけている最中に所持ショットの切り替えを選択できる方式に変更された。
S.G.に敵弾をかき消す能力が追加された(『1943(改)』のショットガンに類似した性能)。
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