【発売日】 1989年12月22日
【発売元】 タイトー
【開発元】 インターステート
【価格】 6,600円
【メディア】 3メガビットHuCARD
【ジャンル】 シューティングゲーム
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●概要 (説明は『Wikipedia』より)
1988年にタイトーから発売された業務用横スクロールシューティング。
開発は金子製作所が担当しており、本作に登場する幾つかのフューチャーは、後に同社が開発した『エアバスター』にも使用されている。
プレイヤーは戦闘機型・ロボット型に変形できる機動メカ「HEAVY UNIT」を操作し、危機に面した植民惑星ル・タウを救うのが目的となる。
ごく一般的なパワーアップ型のシューティングゲームであり、パワーアップアイテムで自機を強化しながら進み、各ステージ最後にいるボスを倒せば面クリア。
全6面で構成され、クリア後は簡単なスタッフロールが流れた後、1面から再スタートとなり、以下はループプレイとなる。
ゲーム開始時は戦闘機形態でスタート。
戦闘機は拡散攻撃型、ロボットは前方集中攻撃となっており、途中に現れる「T」アイテム(トランスフォーマー)を取ることにより戦闘機型⇔ロボット型に自機が変化する。
この他のアイテムとしてショットのパワーアップ・スピードアップ・シールド・エクステンドがあり、ショットは3段階までパワーアップが可能、スピードとシールドに関しては上限は無く取っただけ効果が表れる。
細かく描写されたグラフィックと変化に富んだステージ。
全体的に暗めで統一されたドット絵の描写は緻密で、当時としてはかなりの高水準レベル。
各ステージも機械系・植物系・生物系と多彩な変化に富み、巨大で個性的なデザインのボスキャラが登場する他、ステージ途中でBGMが変わる箇所があるなど、凝った演出を見せる。
自機の形態を変更でき、それぞれ拡散・集中型という攻撃方法で差別化を図っているが、ロボット形態のサブ武器が高いホーミング性能を持ち、広範囲をカバーできることから、戦闘機の拡散攻撃がほとんど生かされないという結果になった。
適度な難易度や描き込まれたグラフィックなど、ゲーム出来そのものは悪くないが、全体的に暗めなグラフィックが地味な印象をユーザーに与え、『イメージファイト』『グラディウスII』『TATSUJIN』など同時期にリリースされたシューティングゲームのヒット作に隠れる形となり、日の目に当たることなくひっそりと姿を消した作品である。
PCエンジン版は業務用同様、タイトー発売、カネコ開発(ただしこちらは子会社のインターステート担当)の作品。
ボスのデザインや敵キャラの配置が若干異なり、スペック上2重スクロールも全廃されているが、概ね業務用に忠実に移植されている。
青い壁トラップが、アドリブで回避できるほどに難度が下がるなど、業務用に比べ難易度を落として移植されている。
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