【発売日】 1990年3月3日
【発売元】 タイトー
【開発元】 タイトー
【価格】 5,900円
【メディア】 2メガビットHuCARD
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1990年にタイトーからPCエンジンにてリリースされたインベーダー関連のソフトの一つ。
説明不要の超ヒット作である元祖『スペースインベーダー』の移植に加え、同年にアーケードにてリリースされた『マジェスティックトゥエルブ』をベースとしたPCE限定の新規アレンジ『スペースインベーダーPLUS』の二本立て収録となっている。
ゲームタイトル内では元祖版は「本家」、アレンジ版は「分家」と表示されている。
一人プレイ専用、本家は原作同様エンドレスループ制、分家は全7話で各話は複数のパートに分けられている。
基本的なルールは原作と全く同じで、画面内にいるインベーダーを倒せば次のパートに進み、すべてのパートを終わらせればその面はクリアとなる。
第3話まではパート3、第4話からはパート4まである。
また、こちらのショットを敵弾を相殺させる事ができるのも原作同様である。
このゲームは分岐制を採用しており、同じ面でも進み方によっては別の構造になる仕組みとなっている。
分岐条件は前の面のスコアを奇数か偶数かのどちらかでクリアするかによって決まる。
但し、第一話と最終話に関しては完全に固定されており、どのルートで進もうが最終話は同じである。
ゲーム起動直後にてタイトーのロゴの一部分がくるくる回転しながら表示されるクレジットや、分家モードのオープニングデモにてワイヤーフレームで描かれた機体が滑らかに動くシーンが地味に凄い。
PCEでこんな描写ができるのかと驚かされる事は必至だと思われる程。
分家だけではなく、本家(原作)もプレイできる奮発さ。この辺はお買い得感が強い。
本物の原作とは多少相違があるらしいが、それでもプレイ感覚は原作そのものとなっており、原作ファンからすればこれだけでも美味しいソフトであろう。
アレンジだけでも魅力なのに、原作も丸々一本付けてのリリースという太っ腹さに感服させられる一作。
アレンジの出来もしっかりしており、本当の意味で一粒で二度美味しいソフトに仕上がっているのだ。
しかし、逆に解釈すれば原作を削ってでもアレンジをより作り込めば、さらにクオリティが上昇した可能性もあったかもしれないと思うのは贅沢な意見なのだろうか?
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