【発売日】 1990年12月19日
【発売元】 フェイス
【開発元】 三金堂
【価格】 6400円
【メディア】 3メガビットHuCARD
【ジャンル】 アクションゲーム
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【中古】不思議の夢のアリス 【PCエンジン】
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
なんというか奇天烈なゲームの割合が多かった気のするフェイスが1990年末に放った横スクロールアクション。
ゲームタイトルが示す通り、童話「不思議の国のアリス」をモチーフとしており、悪夢にさらわれた童話の世界の住人達を救い出すというファンタジックなストーリーになっている。
オーソドックスな横スクロールアクションゲームで、主に使うボタンは攻撃とジャンプの二つである。
叫び声型の飛び道具「イヤー」。
何を言っているのかかわからない人に詳しく説明すると、「イヤー」の文字を直線に放つ攻撃となっている。
他のゲームに例えるなら『ワギャンランドシリーズ』の「ワッ」攻撃のようなものを想像すればいいと思う。
ずばり「見た目の可愛らしさからは想像できない位の鬼難易度を誇るゲーム」。この一点である。
可愛らしいアリスが描かれたジャケットを見て「子供向けなのかな?」とか「幼女可愛い…」なんて安易な気持ちで購入すると地獄を味わう可能性が高い。
このゲーム、何が難しいかというと、アリスの操作に妙なクセがあり、なかなか思い通りに動かせないところにある。
かなり難しいゲームではあるが、高難度ゲーにありがちな「理不尽な要素から来る難しさ」ではなく、「きちんと計算された難しさ」であり、パターンさえ把握すればその難易度はぐっと下がる。
グラフィック面では不思議の国のアリスを彷彿とさせるファンタジーな世界観が上手く再現されており、そのクオリティはなかなか高い。
とにかく、本作はミスする事により新たなる道を開ける根気と記憶力を持っているか否か、それで良ゲーにもクソゲーにもなり得る一作である。
とはいえ、ゲームそのものは決して理不尽なバランスに終始しているわけではなく、一定の難しさを保った上できちんとクリアできるようになっている。
難易度に対する開発側のフォローもきちんとなされており、根気さえあればクリアは十分可能なレベルに落ち着いてる。
絵面と難易度のギャップで損をしてしまった感が強い作品だが、高難度アクションが好きな人には十分おススメできる一品である。
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