【発売日】 1992年2月28日
【発売元】 コナミ
【開発元】 コナミ
【メディア】 4メガビットHuCARD
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1991年にてコナミからアーケードにリリースされた、コミカル風味の縦スクロールシューティングゲーム『ツインビー』シリーズの1作。
アーケード作品としては『初代』から数えてシリーズ2作目、家庭用シリーズも含めると通算5作目にあたる作品となる。
新操作「ビッグショット」が追加。
及び、二人同時プレイ時の合体ショットの性能変化。
新たなベルとして「黒ベル」「紫ベル」が追加。
ステージ中に浮遊している「雲」を撃つと、効果音と共に本作のメインアイテムである「ベル」が出現する。
「黄色ベル」…スコアアップの効果。
「青ベル」「黒ベル」…前者は自機のスピードアップ効果。後者はスピードダウン効果。
「白ベル」…自機の対空ショットが攻撃判定の大きいツインショットになる。
「緑ベル」…自機にトレースする形で動く分身(無敵オプション)を3機付け、自機と同じショットを放ってくれる。
「紫ベル」…自機にトレースする形で動く”しっぽバリア”を3機付け、触れる事で対空敵ダメージ・及び敵弾をかき消してくれる。
「赤ベル」…自機に特定回数のダメージを無効化してくれるバリアを付ける。
本作は初代『ツインビー』を筆頭とした歴代シリーズと比べ、コミカルさ以上にメルヘンチックな一面が強調された作りとなっている。
『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』など、ジブリアニメの影響を大きく受けたと思われるデザインが目立つ。
この路線は後のシリーズ全般にも受け継がれる事となる。
「海と雲が広がる大地」というシリーズ共通の舞台背景はそのままに、各ステージ毎に「要塞がそびえる舞台」「暗闇に明かりが照らされる舞台」といったステージ背景が展開される。
基本的なゲームシステムは初代『ツインビー』のそれを継続しているが、本作ならではの新要素も多く取り入れられた。
歴代シリーズ同様に、スコア倍率を継続した黄色ベル回収行動が熱い。
黄色ベル連続取得で10,000点が凄まじい勢いで入ってくる様は爽快の一言。
ベル以外でのスコア稼ぎの効率があまり良くない本作においては、ベルをどれだけ取得できるかがベストスコアの鍵となる。
初代の正当進化でありながらも本作ならではの要素も多く、まさしく「期待通りの続編」といって過言でない作品である。
ただし、難易度の高さも初代譲りなだけに、コミカルポップさを増した雰囲気と裏腹に、少々気軽に楽しみにくいのが残念なところである。
PCエンジン版は、家庭用ハードとしては初移殖。
容量の関係上、ステージ6が丸々カットされ、ボイスなどの演出も削除された。
ステージ6が無くなった事で、道中BGM(「イーバの神殿」)も収録されていない。
これに関しては、原作プレイヤーから批判が相次いだ。
X68000版程に比べると大幅に劣るものの、ハードスペックを考慮すれば頑張っている移殖度ではある。
二人同時プレイやミニイベントは再現されている。
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