【発売日】 1992年12月11日
【発売元】 ナグザット
【開発元】 金子製作所、インターステイト
【価格】 7,400円
【メディア】 CD-ROM
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
ナグザット(現加賀テック)発売、金子製作所(後のカネコ)及びインターステイトが開発したオリジナル縦シューティング。
『ネクスザール(初版)』はサマーカーニバルとは無関係。
初版にサマーカーニバルの要素を付け加えた『サマーカーニバル’93 ネクスザールスペシャル』がリリースされたという経緯を持つ。
すなわち、本作は元々サマーカーニバルシリーズとして製作された訳ではなく、シリーズの中でも異色の経緯を持つ存在であった。
金子製作所、インターステイトといえば、過去にハドソンのキャラバンシューティングである『スーパースターソルジャー』『スターパロジャー』の開発を担当したメーカーであった。
主人公のパイロット役にアニメ「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイ役などで有名な古谷徹氏を起用。
ビジュアルシーンでは「戦闘中に相方のヒロインを強敵によって亡き者とされ敗戦に追い込まれた主人公が、単独で惑星奪還と彼女の弔い合戦を目的に敵軍に挑む」といったストーリーが描かれている。
悲壮的なストーリー設定や、「ヒロインを葬った強敵が素早い動きの赤いロボット」という点からして、どことなく雰囲気がガンダムっぽい。
カネココンビ開発だけあって、シューティングとしての完成度は普通に高い。
撃つ楽しさを避ける楽しさを両立させた面白さは本作でも健在。
敵配置もしっかり練られており、至って丁寧に作られた印象。
攻撃方法が1ボタンショットのみというPCEシューティング全般からみてもシンプルすぎる操作だが、それ故に「単純明快に派手なショットを撃ちまくる爽快感」を強調している。
シューティングとしての完成度は高く、それだけなら良作レベル。
しかし、ボリューム面を見るともうちょっと頑張れたのではと思えてしまう。
SPはカーニバルモードの追加により、その辺はある程度強化されている。
初版はビジュアルシーンという限定収録があるので全くの下位バージョンという訳ではない。
残念ながら、SPがナグザットがPCEにてリリースした最後のシューティングとなり、翌年の予告があったにも拘らずサマーカーニバルシリーズの系譜は本作(SP)で終焉を迎えてしまった。
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