ムーンライトレディ(PCエンジン)

【発売日】 1993年3月28日
【発売元】 NECホームエレクトロニクス
【開発元】 新日本レーザーソフト、オープンセサミ
【価格】 7,800円
【メディア】 CD-ROM
【ジャンル】 アクションロールプレイングゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

美少女戦士に変身する3人の女子中学三年生を操作しながら全13話をクリアしていくアクションRPG。

フィールドを探索し、アイテム入手しながら情報を集めるRPGとムーンライトレディを操作し、敵を倒していくアクションの2種類のパートを交互に切り替えながらゲームを進めていく。

ストーリー全体のイベントシーンにコミカルな展開が多いが、時にはシリアスな展開もある。

「謎の転校生」「復讐に燃える狼を愛した女子中学生の悲劇」「光の国で新たな力を授かる」「体育祭」「巨大ロボ戦」「闇の女王である姉と光の戦士に寝返った妹の哀しき最終決戦」などという様々なイベントシーンが展開される仕組みとなっている。

アクションパートでは3人のムーンライトレディを切り替えながら敵を倒していく。

イベントやビジュアルシーンの要所には彩月日和子役のこおろぎさとみ氏、水無神綾役の吉田古奈美氏、姫神麗子役の水谷優子氏を始め、まるたまり氏、速水奨氏、大塚明夫氏、大塚芳忠氏、川浪葉子氏という8名の豪華声優陣によるキャラクターボイスが対応されている。

作品自体、セーラームーンをはじめとする多くのアニメのパロディであり、ポジションまでそのまんま。

彩月日和子が月野うさぎ、水無神綾が水野亜美、姫神麗子が火野レイというポジション。

ただしレイは優等生だが、麗子は(根は善人だが)不良である。

あと王女が最初から登場している(=日和子とは別人)。

必殺技デルタアタックもまんま『ウイングマン』のデルタエンドである。

それどころかBGMまでも聞き覚えのあるフレーズが露骨に入っている。

変身シーンはほぼそのまま、街中でのBGMもセーラームーンそっくり。

5面のロボ戦での口上も「世のため人のため、くらやみ乙女の野望を打ち砕くムーンライトV3、この月輪の輝きを恐れぬならばかかってこい!」とダイターン3を、さらに必殺技は「月輪剣稲妻Vの字返し」とボルテスVをパロっている。

「何このセーラームーンみたいなゲームは!?」「セラムンそっくりだな」とツッコミたいほどパロディゲー(セラムン公式ゲームより先に登場している)にしては良作。

それ故にオリジナルに思い入れの深い人は眉を顰める事もあるだろうが、この手のノリが好きな人なら楽しめるだろう。

内容的に一部の人からの人気が高い上に元から出荷数が多くないため、当時からプレミア価格が付いていた。

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