【発売日】 1994年4月22日
【発売元】 NECアベニュー
【開発元】 Goo!
【メディア】 CD-ROM
【ジャンル】 落ち物パズルゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
『テトリス』がブームになっている時に登場した落ち物パズルゲーム。
1人用モード「ひとりでぷよぷよ」がストーリーに従ったCPUキャラクターとの対戦になった。
当時のパズルゲームは1人用エンドレスがメインであり、この頃では非常に珍しい「対戦ゲーム」としての面を強く押し出していた。
ストーリーでは『魔導物語1-2-3』のアルル・ナジャが主人公になり、同作からのキャラが対戦相手として多数登場する。
話の流れとしては『魔導物語3』のエピソードより後となっており、一部のキャラは既に顔見知りだったり、「あんた、まだそんなことやってんの!?」「やっぱりあんたが仕掛けた罠だったのね!」など、会話にもそれを踏まえたような台詞がある。
もっとも本作のストーリー自体はあって無いようなものなので、『魔導』を未プレイでも全く問題ない。
「連鎖ボイス」が導入された。ぷよを消していくと、2連鎖目で「ファイヤー」、3連鎖すると「アイスストーム」と言った具合に、連鎖に応じてボイスが鳴るようになり、今、何連鎖しているのかが分かりやすくなった。
ぷよの色数は、最大5色(緑・赤・青・黄・紫)になった。
さらに難易度を変更する事により、3色にまで減らす事ができる。
フィールドに降る組ぷよが1P側と2P側で同じになり、おじゃまぷよが30個以上溜められるようになった。
先に5連鎖したほうが勝つ先手必勝のゲームバランス。
予告ぷよを減らす方法が無いため、72個程のおじゃまぷよを送り込めばフィールドをおじゃまぷよで埋め尽くせるのでほぼ勝負が決まる。
旧ぷよに存在した「30個まで」という発生数制限を取っ払った結果、先に素早く高得点を取ったプレイヤーが非常に有利というバランスになった。
『テトリス』や『コラムス』等の落ち物パズルゲームは既に普及していたが、『ぷよぷよ』はそのジャンルに新たな風を巻き起こしただけでなく、対戦要素や奥深い戦略性等を新たに導入した一大エポックとして位置付けることができる。
PCエンジン版は、ボイスを三石琴乃氏や塩沢兼人氏、井上和彦氏などの有名声優が声を担当しており、CD媒体の強味を生かして漫才デモがフルボイス&別バージョンの漫才デモも追加、さらに対戦では好きなキャラクターを選べる、とボイス面では豪華だったが、CD-ROMメディアの特性上ロード時間の長さは避けられず、当然ROMカートリッジを採用した他機種版とのテンポの良さからは多少劣ってしまう点があるのは否めない。
アルル・ナジャ 声:三石琴乃
スケルトンT、さそりまん 声:千葉繁
ナスグレイブ 声:堀川亮
マミー 声:塩沢兼人
ドラコケンタウロス、スキヤポデス 声:水谷優子
すけとうだら 声:青野武
ハーピー 声:山崎和佳奈
パノッティ 声:日高のり子
ゾンビ 声:田中一成
ウィッチ、カーバンクル 声:榎本明美
ぞう大魔王 声:郷里大輔
シェゾ・ウィグィィ 声:井上和彦
ミノタウロス 声:尼子狂児
ルルー 声:冬馬由美
サタン 声:矢尾一樹
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