【発売日】 1994年12月2日
【発売元】 ハドソン
【メディア】 CD-ROM
【ジャンル】 格闘ゲーム
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●概要 (説明は『Wikipedia』より)
「餓狼伝説」シリーズ第三作目。
内容的には前作『餓狼伝説2 新たなる闘い』のアッパーバージョンである。
『2』の使用可能キャラ8人に加えて、使用不可能のボスキャラだった三闘士+クラウザーが使用可能になり、さらに『餓狼伝説 宿命の闘い』から「ダック・キング」「タン・フー・ルー」「ギース・ハワード」の3人が新たに書き直しや再調整を施されて追加。
更に隠し要素として『龍虎の拳』より「リョウ・サカザキ」が参戦。
キャラ総数は15人+隠し1人に倍増した。
ゲームバランス・ゲームシステムも『2』から改良と調整を施され、まさに完全版というべき作品に仕上がった。
ストーリー性はなく、時系列や一部キャラの生死などの整合性も考えられていない。
一連の『餓狼伝説』の物語にも組み込まれていない。
このような、俗に言う「お祭りゲー」という方向性は、後のKOFシリーズに受け継がれる事になる。
基本システム・操作方法等はほぼ前作から継承しているが、大小さまざまな変更点が多い。
システム、ゲームバランスが調整された。
前作で問題となった斬影拳ハメ等は消去されている。
連続技の導入により、コンボの爽快感が味わえるようになった。
このあたりからキャラクター性能が複雑化、超必殺技の威力が高いもののコマンドが複雑なのも相まって、「初心者お断り」の空気が漂い始めた。
ライン移動によるガン逃げという問題点はあったものの、攻めの爽快感を追及した本作は、『ストリートファイターシリーズ』と並ぶゲームセンターの主役として一躍人気作となる。
SNKも本作の成功により、カプコンと並ぶ対戦格闘ゲームメーカーとして広く認知されることとなった。
PCエンジン版はSNKから資料提供を受けたこともあり、若干色がおかしいことを除けば動きも含めてNEOGEO版ほぼそのままである。
また大容量RAMであるアーケードカード専用ソフトながら高速ロードを実現したことも高く評価されている。
アーケードカードが高価だったのと、『2』と同様、過剰出荷した為あまり売れなかった。
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