ベースボール(ディスクシステム)

【発売日】 1986年2月21日
【発売元】 任天堂
【開発元】 任天堂
【価格】 2,500円
【メディア】 ディスクシステム
【ジャンル】 野球ゲーム

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【中古】 ファミコンディスクシステム エキサイティングベースボール

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

任天堂製のファミコン初の野球ゲーム。

1Pまたは2Pで当時のセ・リーグ6球団(を基にしたチーム)で対戦を行う。

同時期に発売された『テニス』『ゴルフ』に始まるニンテンドウスポーツゲームシリーズの1作。

シンプルな操作ながら手堅い作りとなっており、後の野球ゲームの基礎になったといえる作品である。

プレイヤーはチームを選んで1試合をプレイする。

ペナントレースという概念はない。

選手データや打順は存在しない、投手の利き腕や打者のデータなどはプレイする度にランダムで変わる模様。

守備はオートとなり、プレイヤーは投球(牽制含む)、捕球後の各塁への送球のみを行う。

投球時に上下を押す事で投球スピードの調整、左右を押す事でカーブやシュートといった変化球を投げられる。

攻撃側はボタンを押している間だけ、バットを振る。

チョン押しをする事でバントにする事も可能。

投球、進塁、帰塁、牽制…といった要素がしっかりと実装されており、後にFCで発売された多くの野球ゲームでも、本作の操作を元にしている物が多い(ナムコの『プロ野球ファミリースタジアム』など)。

野手は送球以外操作できず完全オートなのにその守備が草野球レベルにひどい。

右中間や左中間にライナーを飛ばすと高い確率でランニングホームランになる。

ゲームとして遊べない事はないが、黎明期故に、まだまだ足りない部分が多い作品である。

言うなればボードゲームの野球盤をそのままゲームに移し変えたような簡素さで、選手の無個性さや完全オートな上に下手すぎる守備は、当時としてもやはり問題視されていた。

とはいえ、荒削りではあるものの最低限の体裁を保っているためそれなりに楽しむ事が可能で、手軽に遊べる野球ゲームに当時の子供たちは大いに熱中したものである。

不満点が解消された後継作のヒットによって大きく花開く事になった野球ゲームというジャンルの先駆的作品として、十分に意義のある作品だったといえよう。

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