ふぁみこんむかし話 遊遊記(ディスクシステム)

【発売日】 1989年10月14日
【発売元】 任天堂
【開発元】 任天堂、パックスソフトニカ
【価格】 2,600円
【メディア】 ディスクシステム
【ジャンル】 アドベンチャーゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

ふぁみこんむかし話シリーズの第2弾。

前作が桃太郎を始めとする日本の昔話の数々を題材にしていたのに対し、今作では日本でもなじみ深い中国の古典小説「西遊記」をベースにしている。

コマンドやメッセージが縦書き、昔話をモチーフにしつつパロディ溢れるストーリーを展開するなどの特徴は前作を継承しつつ、ミニゲームの追加やシステム周りの改善などが施されている。

主人公は隕石から生まれた猿「ごくう」とヒロインの「ちゃお」。

その他「さんぞう」「はっかい」「ごじょう」と、西遊記でおなじみのメンバーが共に冒険する。

謎解きの比重が前作に比べて抑えられており、謎解きよりも物語を読むことに重点が置かれている。

前作では調べた際の反応のコメントや状況説明の描写は全て三人称視点のナレーションだったが、本作では、前作から引き続いて語り部として登場するキャラクター「いったいさん」自身がナレーションを務める個所もあり、昔話を語り聞かされているという雰囲気が前作よりも強まっている。

西遊記をベースにしたコミカルな世界観。

西遊記の世界をベースにしつつ、シベリア、ハワイ、日本と舞台は広く、古典小説の世界を舞台にしながら現代的な描写が多い。

ドリフターズの「飛べ!孫悟空」や手塚治虫のギャグ漫画「ぼくの孫悟空」のような、ギャグをベースにした舞台喜劇風味の味付けがなされている。

例をあげると、三蔵がスケベで女好きな生臭坊主だったり、彼の乗ってるものが馬でなくスクーターだったり、天竺へ取りにいくお経の内容が「一生楽して暮らす法」なる代物だったりと、パロディぶりがよりぶっとんでおり、コミカルな雰囲気が前作以上に強められている。

難易度が前作よりも下がっている。

謎解きの難易度が下がった他、理不尽な要因でゲームオーバーになる個所がなくなった。

難易度が下げられた代わりにストーリー性が高まった。

天竺へのお経取りの冒険を軸に、主人公ごくうの精神的な成長とヒロインとの恋愛がメインに描かれる他、サブキャラクターの掘り下げも深まり、シナリオ上に登場するサブキャラクターの数が増えたので物語により深みが増した。

全11章とボリュームも満点。

特に後編の終盤の盛り上がりとエンディングは必見である。

謎解き重視でアドベンチャーとしてのゲーム性が前面に押し出されていた前作に対し、本作は難易度が引き下げられた代わりにストーリーと演出面が前作以上に大きくパワーアップしており、まさに「絵本のごときおもしろさ」を存分に味合わせてくれる。

システム面での欠点も改善され、よりストーリーを楽しみ易くなった。

アドベンチャーゲームというよりも、絵と音楽とテキストで読み進める電子紙芝居と捉えて、ゆっくりと楽しむのがよいだろう。

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