【発売日】 1987年4月16日
【発売元】 ゲームアーツ
【開発元】 ゲームアーツ
【ジャンル】 麻雀ゲーム
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ぎゅわんぶらあ自己中心派1【電子書籍】[ 片山まさゆき ]
ぎゅわんぶらあ自己中心派2【電子書籍】[ 片山まさゆき ]
概要 (説明は『Wikipedia』より)
片山まさゆき原作の麻雀マンガ『ぎゅわんぶらあ自己中心派』をゲーム化したものである。
ぎゅわんぶらあ自己中心派は麻雀マンガではあまり見ないギャグマンガ。
その登場人物達は、ギャグマンガらしく非常識な連中ばかり。
どうしようもない下手打ちから、チートレベルの能力持ちまで、実に様々。
本作はその非常識さを、みごとにゲームに組み込んでいるのだ。
基本システムは普通の四人麻雀。
ローカルルールの選択は少なく、一発、ウマ、ドボン(飛び)の有無程度。
キャラクターは全部で12人。
自分以外のメンツを三人選んでプレイする。
プレイモードは、大会形式で優勝を目指す「勝ち抜き戦」とメンツを自由に選べる「フリー対局」の二種類。
移植版ではキャラクターが増え、「勝ち抜き戦」・「フリー対局」と続編に登場する「タコ討伐戦」の3つのモードが主体になっている。
なんと言っても本作の最大の特徴は、癖のあるキャラクター達である。
例えばゴッドハンドというキャラクターは、比較的早くテンパイしすぐにリーチ。
すると必殺技「稲妻ヅモ」を宣言。
ほぼ一発でアガってしまうという無茶ぶり。
これがゲームで再現されているのである(ただし、これが外れると超危険牌を引いてしまうのも原作通りである)。
他にも棄て牌でトマトやしんぶんしなどを何故か作る迷彩レディー。
打ち方が無謀でたまにチョンボすらあるタコ宮内。
これら癖のあるキャラ特性が実によく出ているのだ。
これらがうまく表現できているのは、ツキのシステムのためである。
打ち方によって、それに合った牌が配られたり引かれるようになっているのだ。
各キャラの顔グラフィックはそれぞれ数種類用意されており、和了った時は得意顔、振り込んだ時は涙目になったりする。
さらに対局中、各キャラが色々なセリフを喋る。
原作の名セリフから引用したものも多く、キャラの個性をうまく表現している。
麻雀ゲームの体裁をとったキャラゲーと言ってもいい。
しかし、そのキャラクターの出来が非常にいいため、単なる麻雀ゲームとはまた違った楽しさのあるゲームだ。
キャラゲー云々を除いても、初めて雀士に個性を与えた麻雀ゲームとして麻雀ゲーム史に意味がある。
それまでの麻雀ゲームは4人打ちだとしてもCPU3人に個性は無くまったく同じ打ち筋だった(要は3人とも「まったく同じAI」で打っている)。
本作のヒットにより、以降の麻雀ゲームでは打ち筋に個性が追加されるようになったのである。
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