【発売日】 1987年12月20日
【発売元】 日本ファルコム
【開発元】 日本ファルコム
【ジャンル】 アクションロールプレイングゲーム
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【中古】 交響曲「ソーサリアン」/ゲーム・ミュージック
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
大ヒットパソコンゲーム『ザナドゥ』の生みの親としても知られる鬼才・木屋善夫がお届けする『ドラゴンスレイヤー』シリーズ第五弾、それが『ソーサリアン』。
多岐に渡るシナリオのクリアや、アイテムの収集、魔法の作成を通し、自分の作ったキャラクターの成長と活躍を楽しむ自由度の高いアクションRPGである。
この年(87年)の日本ファルコムは6月に発売された『イース』が大ヒットを記録し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだった。
そんな中パソコンゲーム史上かつてないほど高い前評判を受けながら発売され、その前評判に違わぬ高い評価を得たのが本作であった。
キャラクターメイキング、アクションRPGとしての各シナリオの攻略、その他魔法の製造などからなっている。
だが最大の特徴は、「ソーサリアンシステム」とも言うべき拡張性の高いプログラミングにある。
一つのユーザーディスクにつき最大10人まで作れる。
名前、種族、年齢、性別、職業を決める。
種族はFIGHTER、WIZARD、DWARF、ELFの四種類。
種族と性別によって初期パラメーターや装備できる武具、寿命やレベルアップに必要な経験値も異なる。
製作後ボーナスポイントをパラメーターに振り分けるのだが、このボーナスポイントはキャラクターの設定年齢を高くすることで増やすことができる。
職業の種類は60種類。
種族、性別、パラメーターによって選べないものもあるが、転職は随時可能。
魔法は100種類以上存在し、攻撃、回復、支援系と一通り揃っている。
ただし支援系の魔法は少ない。
また攻撃魔法には属性があり、モンスターによって効果が異なる。
最初から15本ものシナリオが収録されている上に、追加シナリオを購入することが出来るプレイバリューの高さ。
定価は9,800円と少々お高いが、シナリオひとつが市販ソフト一本並と讃えられたほどであり(実際はそれなりに薄いが)、むしろ安いというのが当時の評価だった。
追加シナリオ集は5話収録で3,800円と非常に安価であり、ユーザーに喜ばれた。
FM音源3音+SSG3音とはとても思えないほどの豊かな情感のあるBGMは当時のパソコンゲーマーを虜にした。
「ごった煮RPG」とでも言うべきだろうか。
高い拡張性と様々な複合要素を兼ね備えたゲーム。
多岐に渡るシナリオは、拡張性の高さがあってこそ。
発想の勝利と言えるだろう。
広がり続ける世界において、自分で作ったキャラクター達が様々な活躍をする。
そしてプレイヤーは彼らの武勇伝を自ら作り、それに感じ入る。
そんなARPGだ。
だが、一方で個々の仕様はまだまだ練りこみ不足で、自由度の高さが逆にゲーム性を削いでしまったり、戦闘部分が大味で成長が実感しにくい、キャラクターに感情移入する事が主体の割にはすぐに寿命が尽きてしまうなどチグハグな面も見られるゲームでもある。
…と様々な問題点はあるものの、それでも自ら作ったキャラクター達への愛着を損なうものではなかった。
次々と追加シナリオが出るほどの人気を獲得したのが、なによりの証である。
[game-1]ソーサリアン(最新無料動画を楽しみましょう♪)