【発売日】 1985年12月13日
【発売元】 T&E SOFT
【開発元】 T&E SOFT
【ジャンル】 アクションロールプレイングゲーム
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【中古】MSX カートリッジROMソフト ハイドライドII
概要 (説明は『Wikipedia』より)
『ハイドライド』の続編である。
副題は『SHINE OF DARKNESS』。
ゲームデザインは前作同様に内藤時浩。
前作のおよそ6倍に拡大された広大なフィールドマップに加え、街の存在、住人との会話や魔法、商品の売買、またFORTHという善悪の概念が盛り込まれている。
無害な生物や住人を殺すとFORTHは悪に振れ、悪の敵を倒して性質を善に傾けていかないと、町人は「はまち!」などと無意味な回答ばかりでしてきたり、さらに悪に傾くと取引ができなくなってしまう。
ただし、ゲーム後半では敵キャラクターしか存在しなくなるため会話の相手はおらず、アイテム、武器も売買するものではなくマップ上から取得するものになるため、それらの要素は使われなくなっていく。
システムの変更などによりリアルタイム性が下がることでアクションゲームとしての難易度は低下している。
その反面、不条理ともいえるほどの「謎」がちりばめられ、鍵を使用する順番によっては進行が不可能になったり、特定の場所で特定の攻撃魔法を使わないと先には進めない箇所など謎解きの難易度が著しく高くなっている。
また、発売時にマイコンBASICマガジン誌上でライター山下章へ挑戦状を送り対決記事が掲載されるなど、高難易度を売りにするプロモーションも行われた。
公式解答本には裏話、演出の意図と共に「謎」の解説も書かれており、解くための情報は会話、挙動などに含めている旨が書かれている。
但し、実際に挙動から魔法が反応する範囲、半キャラクタずらした配置の仕掛けなど特殊な条件での特殊な行為を見出すのは困難を極め、情報の一部は入れ忘れたとされる。
公式解答本の入手は認定証の申し込みと排他になっているほか雑誌などでも解法が掲載されたため、必ずしも入手の必要があるものではなく、EVIL CRYSTALが砕け散った理由などは必ずしもユーザに伝わったわけではない。
尚、クリア後に表示されるパスワードを送ると、各機種先着1000名に認定証、その更に先着100名にはTシャツも送られた。
当時好敵手として何かと比較されたハイドライドシリーズとファルコム社のドラゴンスレイヤーシリーズであったが、木屋善夫はハイドライドIIが擬似マルチウィンドウを下に隠れる部分の退避を行わない重ね描きにより実現していることへの対抗意識から、ソーサリアンで町のウィンドウ表示では下に描画されるウィンドウから消すなどの処理を作成したと発言している。
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