ハイドライド(PC8801)

【発売日】 1984年12月13日
【発売元】 T&E SOFT
【開発元】 T&E SOFT
【ジャンル】 アクションロールプレイングゲーム

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ファミコン ハイドライド3(ソフトのみ) FC 【中古】

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

本作はT&E SOFTの内藤時浩氏が『ザ・ブラックオニキス』(84年、BPS)と『ドルアーガの塔』(84年、ナムコ)をヒントにして創り上げた作品である。

同時期のパソコンゲームを代表する大ヒット作となり、またアクションRPGの先駆けとなった。

シンプルなトップビューのアクションRPG。

ゲームとしては最低限の要素で構成されている。

ややアクションゲーム寄りだが、それだけに感覚的にプレイできた。

当時RPGはアクションRPGという名称さえないほどの未開拓な新ジャンルであり、変わりに『アクティブRPG』を名乗っていた。

今から見ると、不親切な面も多い。

魔法もなく、攻撃は体当たり。

システムは取っ付き易いシンプルさ。

攻撃のモードはATTACKとDEFENSEの2種類ある。

前者は攻撃力が上がるが防御力は落ちる。

後者は攻撃力は下がるが防御力は上がる。

それぞれを状況に応じて使い分ける。

自分も敵も正面のみ攻撃力を持つ。

このため、いかに敵の側面や背後を攻撃するかが勝つコツ。

体力はしばらく動かなければ回復していくお手軽設計。

画面として特徴的なのがスクロールしない点。

MAPは5×5のエリアで構成されていて、隣のエリアに侵入してはじめて画面が切り替わる。

またモンスターはエリアを越えて追ってこないため逃げにも使えるが、移動先が見えないため待ち構えていた強敵と衝突して瞬殺される場合も。

それまでのRPGはウィザードリィやウルティマ系統の比較的難易度の高いものばかりで、マニュアルを熟知し、マッピング等攻略のための紙と鉛筆を用意してプレイする。

それがRPGのプレイスタイルだった。

だが、本作にはそんな前準備が必要なく、アクションゲームのように触ってすぐ感覚的にプレイできた。

当時としてはまさに新感覚のRPGだった。

アクションとしてのゲーム性が、手軽だった点も大きい。

もっとも最高レベルになっても、ボスクラスには力不足。

プレイに少々工夫が必要になる。

これもアクションゲーム寄りな面。

ノーヒントなため、手探り感覚での攻略になる。

だがそれだけに、謎が解けた時の喜びは大きかった。

最初に行けるエリアは限られており、謎を解いて行く事によって進めるエリアが増えていく。

苦労した果てに、開かれる世界は大きな新鮮味があった。

アクションRPGという形態を作り上げた作品。

それまでもアクション要素を持つRPGはあったものの、本格的なアクションRPGは本作から。

そのとっつきやすさと感覚的にプレイできる点は、新たな面白さを見せた。

ただ一方で本作自体の攻略はやや難しいものがあった。

ノーヒントでの攻略は、今の感覚からすれば文句がいくつも出るだろう。

だが当時のRPGとは難しいのが当然であり、またゲーム性として自ら探索するという面もあったのだ。

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