【発売日】 1986年7月25日
【発売元】 KGDソフト
【開発元】 工画堂スタジオ
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1986年に工画堂スタジオからPC-88版が発売されたロールプレイングゲームである。
本作には独特のシステムが数々搭載されており、本作の難易度が非常に高い理由となっている。
本作はウルティマ系の上から見下ろした2Dマップ表示システムを採用しているが、初期状態では自分のいる場所しか表示されない。
そのため、付属品であるワールドマップの上にメタルフィギュアを置いて位置の確認をしないと隣がどんな地形なのかすら分からない(「付属マップを持っていない状態ではプレイ不可能」という状態を作ることで、コピーガードをしているとも取られている)。
魔術品を入手することにより、視界が隣接する3×3マス、2マス離れた5×5マスに広がる。
それに加え、建物や施設もはじめはマップに表示されず、その地点に到達しないと分からなくなっている。
「遠眼鏡」「千里の玉」を入手することで場所が表示されるようになり、視界もより広くなる。
本作では仲間が増えた後も戦闘は常に1対1となり、仲間との連携や防御などは存在しない。
主人公側・魔物側双方の攻撃は互いに必ず当たり、ダメージを受けるのは戦闘に参加したキャラクターのみで、経験値を得られるのも敵を倒す際に攻撃したキャラクターだけとなっている。
ステータスは棒グラフとなっており、経験値のバーが攻撃力のバーを越すとレベルアップとなる。
本作に登場する魔物には、異次元から来た邪悪な「異次元獣」と、その土地に元々存在する「地元獣」がいる。
異次元獣を倒すと知名度が上がるが、地元獣には住民に悪さをしているものと住民から慕われているものがあり、前者を倒すと知名度が上がり、後者を倒すと知名度が下がる。
戦闘から逃げても知名度が下がる。
知名度が下がると町などでの情報収集や魔術品入手、買い物ができなくなる。
知名度はゲームの進行により、低下を余儀なくされる場合がある。
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