【発売日】 1986年10月30日
【発売元】 コナミ
【開発元】 コナミ
【ジャンル】 アクションゲーム
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悪魔城ドラキュラ Best Music Collections BOX(初回限定18CD+DVD) [ (ゲーム・ミュージック) ]
パチスロ悪魔城ドラキュラ3 オリジナルサウンドトラック [ (ゲーム・ミュージック) ]
概要 (説明は『Wikipedia』より)
タイトル名こそ同じだが、FCよりもアクションゲームに弱いMSX2の性能に合わせ、大幅なアレンジが加えられている。
MSXには、ハードウェア的な横スクロール機能が無い。
そのため横スクロールするゲームでは、8ドットごとに画面を書き替えて擬似的に表現するソフトが多かった。
だが本作は、オリジナルにあった横スクロールという要素が、ばっさりカットされている。
主人公シモンを画面端まで移動させると、次の画面が表示されるという仕組みで、敵から追われたら画面を切り替えて逃げるというテクニックもある。
多少の分岐はあっても、ひたすら先に進むだけだったFC版と違い、MSX2版は同じ場所を行ったり来たりする必要がある。
画面切り替えと敵の少なさから来るアクション性の低下を、迷路ゲームに変更することで補った。
キーボードに合わせた操作方法の変更、使用ウェポンの見直し、ダメージを軽減する「盾」の追加、宝箱とそれを開ける「イエローキー」の存在など、オリジナルと比べ様々な違いはある。
ドラキュラがボスとして待ち構えるステージ18以外は、FC版に準じたステージ構成となっており、ステージやボスの追加などは行われていない。
もっとも、先に述べたように迷路ゲーム化しているため、モチーフは同じでも地形はまったく異なっている。
ゲーム自体はそれなりにまとまっており、充分に楽しめる出来。
迷路要素の強いゲーム性になったことも、好意的に見れば後の『ドラキュラII 呪いの封印』や『月下の夜想曲』に先駆けた探索要素とも言える。
コナミMSX2用ソフト第一弾であり、低価格MSX2発売という「MSX2のリロンチ」に合わせたソフトでもあり、注目された一本だったが、FC版を無理に移植したがゆえ、どこかチグハグなゲームとなってしまった。
とはいえ、FC版以上に鮮やかな画面はMSX2の性能を見せ付けるには充分であり、操作性に慣れれさえすればハードの差を乗り越えて遊べる程度には仕上がっている。
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