【発売日】 1987年12月
【発売元】 アスキー
【開発元】 アスキー
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1984年にてカプコンからアーケードにリリースされた縦シューティング。
後にシリーズ化もされる『19シリーズ』の記念すべき一作目であり、『バルガス』に次ぐカプコンリリースの縦シューティングでもある。
自機である「P-38ライトニング」を操り、ミッドウェイから沖縄までの激戦区を乗り越えるのが目的とされる。
言い換えれば「アメリカ軍パイロットとして大日本帝国海軍を壊滅させるゲーム」である。
このゲームにはボスが存在するステージと存在しないステージがあり、ボスがいない場合は進んだ後に待つ味方空母の場所にたどり着けば、ボスがいる場合はそいつを破壊すればステージクリアとなる。
それまでのシューティングでは弾や敵に追いつめられた際はなす術もなくミスになっていたが、宙返りにより、「あと一歩で逃げ出せなかった」という絶体絶命な状況からもプレイヤーのアドリブによって脱出出来る点が評価された。
しかし、敵や弾に反応出来ずにぶつかってミスになる事も多いため、宙返りを使いこなすのはなかなか難しく、また、使わない事によるボーナスも存在する為、よい意味でスパイスとなっている。
「Pow」を取る事で画面全体の敵や弾が一度に消滅する所謂「メガクラッシュ」、オプション兼シールド的な役割を果たす「サイドファイター」など以後のシューティングにも見られる数々な要素が採用されている。
記念すべき19シリーズの一作目にあたる作品だが、ゲーム的にはごく平凡な作りで、良くいえば遊びやすく、悪くいえば地味な印象を持つ作品である。
全体的に初見殺しは少なく、どちらかといえば純粋にプレイヤーの腕前が求められるアドリブ重視な攻略方がメインとなる。
但し、自機の居場所によっては何の前触れも無く敵が出現することもあるので、その辺はある程度の覚え要素も絡んでくるだろう。
シリーズ初期の本作からして敵の動きがトリッキーな節があり、ただショットを撃っているだけでは効率のいい攻略は望めない。
敵破壊だけではなく、ちょこまか動く敵を回避する避け技能の両面が必要であり、「簡単だと余裕をかましていると、いきなり敵の特攻を食らう」という危険性に注意しつつ攻略しないとクリアは難しいところ。
MSX2版は色彩が豊かになっており、FC版を含めた各移植版の中では一番見た目がいい。
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