【発売日】 1989年
【発売元】 光栄
【開発元】 光栄
【ジャンル】 シミュレーションゲーム
↓の動画をクリックで動画を楽しめます♪
YouTube responded with an error: The request cannot be completed because you have exceeded your <a href="/youtube/v3/getting-started#quota">quota</a>.
水滸伝(セット) 潮漫画文庫 [ 横山光輝 ]
水滸伝完結BOX(全19巻+読本セット) (集英社文庫) [ 北方謙三 ]
概要 (説明は『Wikipedia』より)
光栄(現・コーエーテクモゲームス)が製作・発売した歴史シミュレーションゲームの一つで、中国四大奇書の一つ「忠義水滸伝」を題材としたもの。
ゲームの最終目的は全地域を制圧するというものではなく、大宋国を牛耳る姦臣(ゲーム上の肩書は「寵臣」)・高俅を捕えて斬ることとなっている。
ほとんどの好漢(≒君主)はまず領土を持たない放浪状態から始まり、最初の領土とする土地をもとめて逃亡(移動)する。
ここで空白地ならどこでも好きな場所を本拠地とすることができ、同じシナリオ・同じ好漢を選んでも最初の本拠地によってゲームの展開は変わってくる。
こうして旗揚げ後、その領土の『共鳴』(≒民忠誠度)を一定以上まで上げると民も好漢を認めて収入が得られる領地となり「人気」が上昇。
その後は街で仲間を誘って領土をさらに拡大したり領地を荒らす獣を退治する…を繰り返して人気を高めていく。
そして人気が一定値まで達すると、密勅が降りて晴れて高俅の本拠に攻め込むことができる。
コーエーのSLGにおいて重要かつ中だるみに繋がったり面倒に見える事で敬遠されがちな部分だが今作は比較的テンポ良く進むように調整されている。
無頼漢(人材)には『腕力』・『技量』・『知力』という3つの能力値が設定されており、その全てが戦略のみならず戦争において重要な意味を持っている。
具体的にいうと腕力が高ければ戦闘力が高く、技量が高ければ射撃ができて船を製造出来る。
そして知力が高ければ火計や強力な『妖術』が使えるようになっている。
技量と知力が高ければ調達した鉄から武器を製造することもできる。
そのためこれ以降の歴史シミュレーションゲームに多い「国が富んだら文官は用済み」という慣習がなく、能力値が高ければ誰にでも活躍の場面がある。
他にも『勇気』・『仁愛』・『忠義』という精神値が設定されており、人物間の相性やコマンドの成果などに様々な影響を及ぼす。
本作の無頼漢にはなんと255人全員に細かく書き込まれた固有の顔グラフィックが用意されている。
このグラフィックも美麗で且つそれぞれの人物の特徴を能く顕していると評価が高い。
ゲームシステム上、原作以上に妖術使いが多発する。
今作の妖術の使用条件は知力80以上で使用でき90以上で範囲が広がるという仕様上、知力が高い好漢は全員妖術が使用できてしまう。
その為今作最強の妖術使いは梁山泊最強道士公孫勝(知力90)では無く、道術の仙人にして公孫勝の師匠の羅真人(知力93)・・・でもなくなんと軍師の呉用(知力95)である。
また原作では副軍師に過ぎず、後に公孫勝に弟子入りしたはずの朱武(知力91)がゲーム開始直後からバリバリの妖術使いとして活躍できる、弓の名手花栄が簡単に妖術を使用できるようになるなど違和感が多い。
それまでの戦略SLGの常識も通用しない本作はコツをつかむまでは難度が高い。
しかし厳しい制限時間と強敵、さらに一個人となってプレイし徐々に仲間を集めてゆく自由度の高さと適度なプレイ時間によって何十周とハマるユーザーが続出した。
無理に天下統一をする必要がない事、好漢と義兄弟以外の領地は命令する必要がない(できない)事、COM委任した領地が比較的上手く立ち回ってくれる事、等が厳しい時間制限と相まって、この手のSLGにとって致命的な『中盤以降の中だるみ』を全く感じさせない。
知名度では『信長の野望』シリーズや『三國志』シリーズとは比ぶべくもないが、その絶妙なバランスをして光栄の歴史シミュレーションゲームの中で最高傑作という人も多い。
[game-1]水滸伝・天命の誓い(最新無料動画を楽しみましょう♪)