ゾイド 中央大陸の戦い(MSX)

【発売日】 1987年
【発売元】 東芝EMI
【開発元】 マイクロニクス
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム

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【中古】【表紙説明書なし】[FC] メカ生体ゾイド(ZOIDS) 中央大陸の戦い 東芝EMI (19870905)

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

本作は、後に有名になり事実上のオフィシャル設定となった『ゾイドバトルストーリー』ではなく、ゾイドのキット本体についていた小冊子『ゾイドグラフィックス』を一応ベースにした物語となっている。

ゾイドグラフィックスも初期と後期でだいぶ設定が変化するのだが、本ゲームは初期のゼネバス皇帝がファンタジーの大魔王のような格好をし、貴族/奴隷制による恐怖政治をしているという悪役然とした設定をベースとしているため、コロコロコミック等に掲載されていたバトルストーリーを知っている人間からしたら違和感が強いだろう。

トップビューの2Dのマップを歩き回り、怪しい場所を調べたり街にいる人と会話して情報を集め、時に重要アイテムをもらって…というウルティマタイプのシステムとなっている。

それだけならドラクエのコピーと言われてそこで終わりだが、本作が特徴的なのは敵に遭遇すると突然画面が切り替わり、FPSを思わせるリアルタイムな戦闘に移行することにある。

残念ながら近接格闘攻撃は出来ないが、左右に画面を動かし、発砲しながらちょこまか走り回る帝国ゾイドを打ち倒していき、全滅させれば(マスクデータの)経験値が入手できる。

当初の目的どおりゼネバス皇帝との戦闘に勝利後、アイテム「つうしんき」を所持していればコントローラーをしばらく放置することで真の最終イベントが発生する。

しかし、この分岐はゲーム中まったくのノーヒント。

この真の最終イベントを完了させることで初めてエンディングを迎えることができる。

エンディングの内容はやや簡素だが、「喋るゾイド達が暮らす世界」で「主人公もヒロインもゴジュラス」という、ゾイドとしては異端である世界観を異端なままに終わらせない、本作ならではの「主人公とヒロインのふたりのゴジュラスに華を持たせる」ような構成の愛らしいエンディングは必見。

RPGの戦闘シーンが擬似的とはいえFPSであるという非常に珍しい物。

そのシステム上どうしても戦闘に時間がかかってしまう難点があるが、当時の家庭用RPGの水準では非常に斬新なアイディアであった。

共和国、帝国双方合わせて21種類のゾイドが登場する。

それぞれちゃんと特徴が捉えてあり、シールドライガーは旋回速度が速く攻撃力も高い、ウオディックは海にしか登場しない、巨体のマンモスはゴジュラス以上の攻撃力と防御力を誇る…。

敵キャラである帝国ゾイドは本来のゾイドを縮めたような姿をしているが、主人公であるゴジュラスや味方である共和国ゾイドは善良な目つきをした愛嬌ある姿にデフォルメされている。

ゾイドは戦闘中の迫力ある姿はもちろんのことシンボルの姿もきちんと描写されており、一目見ただけでこれはモルガ、これはイグアンとわかるようになっている。

また、本作のMSX2版は共和国側ゾイドの顔ぶれが一部変更されている。

スネークスはアロザウラーに、ゴルドスはディバイソンに変更。

記念すべき最初の国内ゾイドゲーであるが、世界観に原作との激しい乖離が見られ「ブームだからとりあえず作った」的な内容であることは否めない。

歪んだ設定や世界観、各所に散りばめられたギャグなど、一見バカゲーのように見える部分も散見されるが、それらは『ゾイド』への無理解とゲーム製作技術の未熟さから生じたものであり、実際にプレイしてみるとあまり楽しいものではない。

ゲームバランスも悪く、移動の不便さもあって色々とストレスが溜まる。

とにかく作り込み(特にヒントの質と量)に難があり、正直テストプレイをしたのか疑うところ。

しかしながら超絶難易度というわけでもなく、一応完全なノーヒントではないため、クリア不可能なゲームにはなっていない。

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