【発売日】 1985年12月
【発売元】 ハドソン
【開発元】 ハドソン
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
テーカン(後のテクモ。現・コーエーテクモゲームス)発売の縦スクロールシューティング。
自機となるファイナルスターを操作し、次々あらわれる敵を倒していく単純明快で爽快なゲームである。
後のキャラバンSTGの祖となったタイトルであり、様々な影響を残したタイトルでもある。
空中物と地上物があるが、どちらもショットだけで破壊できる非常にシンプルなスタイルとなっている。
特定のタイミングで出現する「カルデロン」という敵を倒すと友軍機「パーサー」が出現。
パーサーと合体すると自機がパワーアップし、ショットの弾速や移動速度が上がる、ある程度オートで連射できるといった恩恵を受けられる。
敵を一定数倒すとボスとなるエリアターゲットが出現。
撃破するとエリアクリアとなるが、撃破し損ねると再び一定数ザコ処理をしなければならなくなる。
『ゼビウス』登場の翌年に登場し多数の要素をフィーチャーしているが地上物を狙い撃つ要素を廃し、単純に撃ち続けるシンプルさと後述の多彩な敵の複合により爽快感満点なゲームに仕上がっている。
隠しボーナス取得などで「連射」が重要になってくるのも特徴。
後のキャラバンSTGほどではないが、大量に現れる敵を連射して倒していくだけでも爽快感を得られるため手軽に楽しめるタイトルでもある。
本作は多種多様な敵が登場し、その全てに独特のアルゴリズムが用意されているのが特徴。
ある程度下まで来ると突如斜め上に飛んでいくもの、自機とY軸が合うと突っ込んでくるもの、破壊すると撃ち返しが発生するもの、攻撃すると分裂するもの…と、その動きは当時のSTGの中では独特なものが多い。
エリアターゲットにしてもスコアの100の位に応じて最初に左右どちらへ動くかが決まるなど、ある程度アドリブも必要だが意外とパターン性が強い。
『ゼビウス』で注目された隠しボーナスの要素は本作にも取り入れられているが、その種類も多種多様になっている。
有名なものでは、空中で合体する敵「ラリオス」。
合体前にコアが光った瞬間に8発撃ちこんで破壊することで5万点のボーナスが入る。
単純明快で多彩な敵の動きや豊富なボーナス要素がプレイヤーを楽しませてくれる名作STG。
誰でも気軽にプレイでき、連射と知識が攻略、ひいてはハイスコアに結びつく優れたゲーム性が後に社会現象にまで発展していくこととなる。
また、敵が空中物と地上物に分かれながらも、そのどちらも通常弾でなぎ倒せると言うシステムは後のシューティングゲームに踏襲され、そういう意味では打ち分け方式のゼビウスより影響力は高いともいえる。
移植版や続編に知名度を奪われがちではあるものの、このAC版あればこそ存在したと考えれば感慨深いタイトルであろう。
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