【発売日】 1991年8月10日
【発売元】 ブラザー工業
【開発元】 ティールハイト
【ジャンル】 アクションロールプレイングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
日本ファルコムが開発、発売したコンピュータゲーム。
木屋善夫プロデュース『ドラゴンスレイヤーシリーズ』の第5作目である。
1987年にPC-8801mkIISR用が発売されて以来、その最大の特徴であるゲーム本体と独立し追加可能なシナリオと、拡張性のあるシステムにより、派生作も含めて多くの機種に移植され、また追加シナリオが発売された。
本作の特徴は「自由度」の高さである。
しかしながら、それ故に難易度もまた高いため、後に発売されたリメイク版のシリーズはよりシナリオを楽しむための要素を高めて、ゲームシステムの見直しが図られている。
サイドビューの任意スクロールアクションRPG。
最大4人のプレイヤーキャラクターでパーティを組み、武器や魔法で敵を倒しつつ、ジャンプで障害物や迷路を乗り越え、様々なトラップや謎を解きつつ各シナリオクリアを目指す。
最初に行われるのがプレイヤーが操るキャラクターの創造である。
「戦士」、「魔法使い」、「ドワーフ」、「エルフ」の4種類のクラスにそれぞれ男女があり、攻撃力や防御力、魔法への耐久力や知性など、初期パラメーターに差異がある。
装備品も異なる。
年齢によってキャラクターグラフィックも青年期、壮年期、老年期と変化する。
また、それぞれのキャラクターが冒険に出ていないときは別の職業を持っているという設定になっている。
この職業は60種類あり、1年が経過した時に(パーティーを組んでたり修行中か無職でなければ)選んだ職業に応じて能力値と所持金が変化する。
経験値も入る。
職業は何度も変更可能だが、性別、クラス、年齢、現在の能力値によって就く制限がある。
プレイヤーキャラクターのパラメータとしては、STR(強さ)、INT(知力)、PRT(物理防御)、MGR(対魔法防御)、VIT(体力)、DEX(器用)、KRM(カルマ)が設定されている。
STRが0以下だと武器を装備しても攻撃することが出来ない。
INTが0以下だと魔法を唱えることが出来ない。
VITについては数値が低いと高レベルのシナリオでは扉を開けることが出来ない。
DEXはトラップの回避率に関係し、KRMはアイテム等の価格に関係する。
KRMは低すぎると、町の施設の利用が制限される。
なお、HPとMPは基本的にレベルによって決定され(世代交代させていると先代がレベル1以上の場合は先代の半数の値が引き継がれて高めになる)、これらパラメータの影響は受けない。
キャラクターはそれぞれ技能を取得することが出来る。
技能には、薬草の調合、モンスター識別、ワナの解除、アイテム鑑定があり、ペンタウァの町で修行することにより身につけることが可能。
敵を倒して成長し、より強大な敵に立ち向かい、最終的に悪の大ボスを退治する、という当時一般的であったロールプレイングゲームの要素を取り払い、シナリオをクリアする楽しみに重点をおいており、冒険の最中に成長することはなく、冒険終了後に完了したシナリオの難易度によって経験が加算されてプレイヤーキャラクターは成長していく(冒険中でもボス敵を退治するとまとまった経験点が入る。また、画面内で雑魚敵を全滅させるとわずかながら経験点が入る)。
またシナリオは最初から、外部データの読み込みと言う形を採っていた。
「シナリオの数だけ世界がある」という当時の謳い文句どおり、そのバリエーションは多岐に渡っており、時に用意されたボス敵を倒すことが寄り道でしかないシナリオや、推理小説的なトリック解決を目的としたシナリオ、複数のシナリオを連続してクリアしていく追加シナリオ集などが用意されていた。
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